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【活動報告】高校生向けワークショップ 第一学院 managaraBASE 池袋

対話型自己分析ワークショップ

先日、第一学院 managaraBASE 池袋で高校生向けに対話型自己分析ワークショップを実施しました。

ワークショップの目的

就職活動や進学などのキャリア選択が近づいている学生たちに、自分自身の価値観を言語化し、深い自己理解を促進すること。これにより、意思決定をより楽しく、後悔のないものにし、ウェルビーイングな状態を目指しました。

当日の様子

ワークショップの内容

価値観カードゲーム

価値観カードを使って、自分の中で大事にしたい価値観を3つ選びます。
遊び方はこちらと同じですが、今回は一つルールを加えました。
カードを捨てる際に、迷った場合はカードの向きを横向きにしてもらい、迷った理由をワークシートにメモしてもらいます。

こうすることで、カードを選び終わった後の内省が深まります。
迷うってことはそこに大事にしたいことが眠っているからかもしれませんからね。

何を捨てるか迷いながら楽しむ参加者

最後に、それぞれの価値観を発表してもらい、みんなで称賛しました。

最後の発表も盛り上がりました!

先生方からの声

まずは「カード」が生徒たちにとって参加してみたいと思うような仕掛けになっていて素敵だなと思いました。
実際、告知をしたときの生徒の反応が良く当日も10名程度集まり多くの生徒の学びの機会を創出することができました。
そして、価値観の言葉と出会ったときにたくさん悩んでいる姿が印象的で悩むからこそ言語化が促進されているように思えました。
私が特に覚えている瞬間があります。
ある生徒が「愛」の価値観カードを最後まで持っていたことにとても驚きました。なぜならすぐに捨てるだろうと思っていたからです。
その生徒のことを分かっているつもりになっていたんだなとはっと気づかされる出来事でした。
ワークショップから生徒の新たな一面を知れてよかったなと思いました。
ワークショップが終わった後に生徒の感想を聞いてみると「意外と自分って人から評価されたいと思っていたんだな」や「改めて言葉を見て偏りを感じた」など気づきがたくさんあったようでした。
「時間を空けたらまた違う価値観にたどり着きそう」とこれからの視点に至れた生徒もいました。
生徒たちにとって楽しみながら考えを深められるワークショップだったなと思います。

おわりに

「ジブンの「好き」を見つける」をコンセプトに様々なキャリア教育を実施されているmanagaraBASE池袋で実際にワークショップを実施させていただき、生徒さんの前向きに取り組む姿勢がとても印象に残っています。人間関係で悩んだり、人にはなかなか話しにくい不安を抱えることもあるかもしれませんが、大切にしたい価値観を考えることで「ジブンも知らなかったジブンに出会う」一つのきっかけになっていれば幸いです。
FLT 梅原卓也

皆さん、楽しみながら前のめりで参加してくれました

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