【Vol.14】「最年少のお客様」
皆さんこんにちは、flsgの菅原です。
私の最年少のお客様は、17歳の女性です。
名前はミヒちゃん（仮名）と言います。
あえて“ちゃん付け”するのは、ミヒちゃんと初めて会った当時、彼女はまだ小学生でしたので、私は当時のまま今でもミヒちゃんと呼んでいます。
このミヒちゃん、お母さんが私の旧来のお客様で、早くから外貨資産形成の重要性、外貨資産の重要性に気付かれていた方でした。
ミヒちゃんはお母さんと一緒に、中学2年生くらいから
「資産運用セミナー」に大人に混じって参加していました。
最初は「内容が難しいかなあ？」と少し心配していましたが、
すぐに私の取り越し苦労である事がわかります。
ミヒちゃんは多くの大人達よりも理解が早く（失礼！）、
また「投資は危ない」などの先入観もありませんのでどんどん「お金の持ち方のルール」を理解していきました。
当時は対面のセミナーが主でしたので、
私は毎回5冊ほどの“推薦書籍”を持参していました。
その中の一冊を貸してあげて、次のセミナーでまた新しい本と交換することも少なくありませんでした。
そして今年4月、ミヒちゃんのお母さんから
『ミヒがつみたて投資を始めました』という連絡をいただきました。
ミヒちゃんは高校進学と同時にアルバイトを始めて、
つみたて投資（ジュニアNISA）を始めたとのこと。
彼女に話を聞くと、私が「“セミナーで毎月の所得の15%～20% つみたて投資をしましょう”と言っていたので、私はまだ生活コストがかからないから所得の80%をつみたて投資に回している。
そして40歳でFIRE（ファイアー）を目指す」と言っていました。
彼女が40歳までは、まだ20年以上あります。
かなりまとまった額の資産を作る事ができるでしょう。
10代でお金の勉強をしても、誰もがすぐにつみたて投資を始める訳ではありません。
しかし先入観のない早い段階で「お金の持ち方」を学ぶ機会はとても有意義だと、彼女を見て感じました。
文部科学省の学習指導要領の改訂に伴い、
2022年4月からは家庭科の授業の中で資産形成に関する教育も、
預貯金だけでなく株式、債券、投資信託などの特徴にも触れることになっています。
授業を受けた高校生は「半分程度が勉強して投資をやってみたい」と言っているそうです。
子どもたちに遅ればせながら、私たち大人も資産運用について共に学び、実践して、少しでも多く資産を形成していきたいですね。
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