「カンボジア渡航記②」
皆様こんにちは
一般社団法人 FLSG 代表理事の田崎邦彦です。
カンボジア渡航記のつづきです。
カンボジア滞在四日目にして、首都プノンペン内にあるトゥールスレン刑務所を見学しました。
クメール・ルージュ体制下において1979年までに12,000人以上が拷問を受け亡くなり、トラックでキリング・フィールドへ運ばれました。
建物を全部回りその後キリング・フィールドにも訪れました。
この二つの場所は目を背けず行かないといけない場所と思っておりました。
世界史での勉強では数行で終わってしまうかもしれませんが、
自らの目や耳を傾けて人の犯した所業を鑑みることは重要であると考えます。
翌日はマンションの建設ラッシュに沸く首都プノンペンの物件を何件も見学させて頂きました。
１LDK50平米くらいで1500万円万円前後。
設備など見ると日本のマンションよりも値打ち感はありました。
購入して自分が住めばいいのですが、ほとんどの方が現地に滞在する外国人に賃貸をするようで、家具家電などは大家負担で購入するのと、そんなに駐在の外国人がいるのか？
っという疑問は正直ありました。
また、現地に住むカンボジアの方にはとても買えない、
住めない物件というのもなんとも後味の悪いものと感じられました。
現地通貨リエルより米国ドルが主流に使われることも、
なんとなく土地を外国人に買われている日本の状況を思い、将来日本円は大丈夫なのか？という一抹の不安を感じた視察となりました。
カンボジアは若年人口が多く労働人口が見込める。
メンタリティも日本人に似ていて、食事の味付けも近いものがある。
長期滞在するにはマンションを購入してもいい。レジデンス内の最上階のプールには欧米の家族とFIREした日本人を数名見ることができました。
あと現地の銀行状況ですが、最大手のB銀行や日系企業が出資して作られたA銀行などは口座開設可能であり、米ドル定期にしておけば年間5パーセントの利息は付いておりました。
家賃収入を問題なく受け取れれば、うまく現地の銀行口座を大いに活用できるので、海外の銀行口座によくあることで、使わなくて口座が凍結してしまうという心配は無くなるスキームであると思いました。
最後になりますが、現地での両替事情について。
カンボジアに着いてから1000米ドル（約15万円）を引き出したのですが、
手数料を後から見てみると…なんと12米ドル（1.2％）の両替手数料を取られておりました。
こういう時に海外でも米ドルを引き出せる前述のような口座は持っておき上手に利用したいと思いました。
また来年も訪れたいと思います。
カンボジアの不動産投資について興味がある、現地の話を聞きたい、田崎と海外視察へ一緒に行きたいという方がいらっしゃいましたら、ご連絡お待ちしております！
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