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はじめての患者会

今日はじめて、オンラインでがん患者の会に参加した。

といいつつも、予定をすっかり忘れていて、昼食後ソファーで寝転がっていたら、開始時間の10分前にスマホのカレンダーでリマインドが出てきて気づいたわけであるが。。。

「あれ、患者会って明日じゃなかったっけ?」とのんきにカレンダーを確認すると、しまった今日だったじゃないか!年を取るとまったく根拠のない思い違いが多くて困る。

そこから急いでPCを立ち上げ、眉毛を描き、開始時間の2分前にZOOMに入室した。

患者会で話した内容は、もちろん表に出してはいけないことだからふれないが、なにしろ私はまだがん歴2か月の新米でいちばん治療歴が浅い。他の方のシェアはどれもとても参考になり、これからの助けになるようなお話だった。

そして、不安に思っていることを口に出すことで、やっぱり少し心が軽くなるんだなあということを実感した。話してみて初めて、自分はこんなことを不安に思っていたんだ、と気づくこともあった。

今は当事者として参加しているけれど、将来的にはサバイバーでありサポートする立場として、そういう場に携わりたいと思っている。

そのときには、これまでの場づくりの経験に加えて、患者としての様々な体験が活きてくるだろう。

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そんなわけで場づくりは、ほそぼそと続けていこうと思っています。

毎月おこなっている哲学対話(基本的に第4土曜日午前)は、今月は1月23日(土)の開催です。翌週から抗がん剤開始なので、その日はまだ全然元気です。髪の毛も眉毛もまだあります 笑。

テーマは「読む」です。本を読むのはもちろん、空気を読む、流れを読む、心を読む、行間を読む、未来を読む、人を読む、いろんな「読む」があります。自分にとっての「読む」とはどういうことかについて、問いを持ち寄って一緒に対話をしてみませんか?


2月以降も哲学対話は毎月実施したいと思っていますが、抗がん剤の副作用の程度には個人差があるとのこと。つわりをまったく経験しなかった私は案外軽く済むんじゃないかと根拠のない期待をしていますが、そればっかりはやってみないとわからないので、様子を見てからまた企画したいと思います。


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