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ライティング・マラソン#8 ショートショートとテーマ文章を書く

ライティング・マラソンというのは一定時間ごとに「書く・朗読する・朗読を聴く」を繰り返しながら、自分の中の本当に書きたいことに近づいていくという試みです。詳しくはこちらに。


今日はいつもと少し趣向を変えて、冒頭でこちらのカードを引いてショートショートを10分で書くというのを2回行い、最後に30分でテーマを決めた文章を書きました。

「10分でショートショート?しかもそんな突飛なタイトルで?ムリムリ!」と思いながら、頭の中真っ白のままでPCに向ってみると、意外と手が動くものです。

1人で何度か試みたときは途中でやめてしまったけれど、今日のように時間を決めて人に読んでもらう(今日の場合は聞いてもらう)というプレッシャーがあることで、なんとか書こうとする。そういう普段使わない筋肉を鍛えるのにとてもよいツールだと思いました。

今日書いた1つ目の文章を貼っておきます。

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「低カロリー宝くじ」

総務省に勤めている友人から聞いた話なんだけど。

去年、宝くじの当選金額が100億になってから、売れる量が100倍に増えたんだって。その分外れ券も増えたため、国民から、国に対して不満が急激に高まってしまい、宝くじを管轄する総務省は、苦肉の策として、食べられる素材で宝くじを作成したらしいの。

素材は乾いたゼリーシートのようなものでできていて、くじの情報が書き込まれたICチップが内臓されている。加食部分はチョコレート味、カレー味、焼き肉味、せんべい味など、様々なフレーバーとなっていて、宝くじを購入する際に選べるんだって。

中には「低カロリー宝くじ」というのもあり、カロリーメイトのフルーツ味のような味で、1枚約6kcal。100枚食べてもおよそ食事1食分。全部外れてやけ食いをしても太らないと、「低カロリー宝くじ」を注文する人が増えているんだって。

ちなみに、その食べられる宝くじを製造する機械メーカー、以前は駄菓子を作っていてつぶれかけていたんだけど、今はウホウホなんだって。

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10分でなんとか書き上げようと、絞り出した感じが伝わるでしょうか(笑)

ショートショートの後は別のカードを引いてキーワードを出し、30分で自由に文章を書きました。これはまた後日UPします。


最後、タイトルを先に決めて書くか、書いてからタイトルを決めるかについて意見交換をしました。

私はnoteを書くときは「ハイブリッド型」。ひとまず最初に、書こうとする内容、書いている内容を表すインデックス的なタイトルをつけておく。書き終わったら、その文章で何を言いたかったかを表すようなタイトルをつけ直す、ということが多いです。

それにしても、あっという間の2時間半でした。
次回は9月18日(土)14:00から。
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