めいっぱい洗濯をして、真剣に「書く」と戯れた日の日記

「夢を見てた」と思って目が覚めたのが2：27。叩きつけるような雨が降っていた。ただならぬ雨音に感じられ、外を見ようと窓を開けると、ぬわっとする雨の匂いが飛び込んできた。見た目はいつもの強い雨だが、いつもより粗ぶった音に聞こえる。町が寝静まっている深夜だからだろうか。トイレにいってまたベッドに入り、kindleで『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』を読んでいると、気づいたら雨の音はほとんど聞こえなくなっていた。

スマホのアラームの振動が聞こえてスヌーズを押す、を繰り返して6：22に起きる。そのまままたkindleの続きをキリがいいところまで読む。釈迦入滅後に弟子たちの間で起こったことと、龍樹の「空」の思想について。仏教学者の真面目な本のあとに飲茶さんの説明を読んでいるので、わかりやすさが際立って感じる。わかりやすいからと言ってわかった気になっちゃいけないけど、でもめちゃくちゃわかりやすいなあと思う。

起き上がってカーテンを開けると、何十日ぶりじゃないかと思うくらいの太陽の光が射しこんでくる。それだけでやったーと叫びたくなる。洗濯物がバリバリに乾く日を待ってたのよ。今日はとにかく洗濯だ！

換気用にあちこちのカーテンと窓を開け、1回目の洗濯機をまわす。観葉植物に水をあげる。沸かしたお湯をマグカップにいれ、部屋に戻って朝のルーティン。あちこちの窓からステレオでセミの声が聞こえてくる。雨が降っている日もセミの声は聞こえていたが、どこか遠くからという感じだった。今日はすぐ近くの、そこらじゅうで鳴いている。

毎朝引いているカード、今日はワンドのAとワンド２の逆。「やりたいことに向けて進展する。代案も考えておくこと」とメモする。それから1週間を振り返ってのレトロスペクティブと、今日やることを確認。そうこうしているうちに1回目の洗濯が終わっていたので、2回目をまわす。バスタオルだけで１階の２本の物干しざおが埋まる。

2回目の洗濯の間に、モーニングページを書く。その後、おにぎりを食べながら、Paraviでドラマ「MIU404」を見る。ドラマを見ている間に洗濯はとっくに終わっていて、あわてて3回目をまわし、洗濯物を干す。その後、先週実施したオンライン哲学対話のレポートをfacebookにUPし、次回の告知をWEBサイトとfacebookの両方に掲載。

★オンライン哲学対話：テーマ「つながり」　受付中です。参加費無料。

その間に3回目の洗濯も終わっていたので、それも干す。今日はこれでうちの3か所の物干しざおがいっぱいになった。プチ達成感（笑）

続いて午後からのオンラインワークショップの準備をする。初めてやる試みなので、やってみないと感触も時間も読めないが、それはそれでどうなるか楽しみでもある。

準備後、夜ゆっくりできるよう、昼の内にシャワーを浴びておくことにする。シャワーの後、キッチンで洗い物をし、昼食をつくる。小さいフライパンにうどん一玉とめんつゆを入れあたためる。レンチンした冷凍の松屋牛めしの具を入れ、卵を落とすだけの簡単すきやきうどん。ピリ辛ねぎをたっぷりのせて食べる。テレビをぼけーっと見ながらまったりしていたらもう13時を過ぎていた。

コーヒーを淹れ、部屋に戻る。13:30からはオンラインで「書くを遊ぶ 即興ライティング」を開催。初めての取り組みだが、自分自身も即興で書く感じを味わうために、事前に書くことを考えたり実際に書いてみたりなどはせず、参加者の方とほぼ同じ条件で取り組んでみた。

実際に書いてみると、想定していた以上に、難しさと楽しさと両方を感じた。だいたい想定というのはそんなものだ。やってみて初めてわかることの方が多い。それにしても、4時間の間、7本の文章を書いて、かつ、読んだり話したりと内容もてんこ盛りだったので、脳が酸欠寸前。これはまさに書く筋トレだなあと思った。別の言葉でいうと、「真剣な遊び」だ。詳しくは参加してくださった方の感想も踏まえてまた後日UPしたい。

終わってすぐ、優勝争いから目が離せない大相撲中継の、最後の5番くらいを見る。5年ぶりの優勝がかかる照ノ富士も、新大関として期待を背負う朝乃山も「なんと！」とびっくりする結果に。明日の千秋楽は、照ノ富士が勝てば優勝、負ければ後を追う大関、関脇たちと三つ巴の優勝決定戦の可能性。十両も、横並びで可能性がいろいろ残っていて誰が優勝するのかわからない状況。明日の15時がもう待ち遠しい。

このあとはビールを飲みながら、録画しておいた大相撲中継の前の方を見よう。即興ライティングで普段使わないような脳の使い方をしたので、今日はおそらくぐっすり寝れるだろう。早めに寝て、明日の朝からがしがし動くことにしよう。