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会社員→フリーランス→起業…"なんで今の働き方を選んだのか?”ふと見つめ直してみたら不安と向き合うことになった話

みなさん、こんにちは☻株式会社フロウカ代表取締役の児玉です。

もう8月ですね。最近、一日、一週間、一カ月が気づけば終わっていて、気づいたときにはいつもビックリします。夏らしい今を感じながら、一瞬一瞬を大切に生きたいと思います(突然の宣言)。

さて、今日は、週末の夜にふと脳裏を過った"なんで今の働き方を選んだんだっけ?"という疑問をテーマに書いてみています。
やや情緒的ですが、決して重たいとかネガティブとかいう話ではないので、安心して読み進めて頂ければと存じます…!

ただ楽しいだけじゃない。脱サラ後のいろいろな気持ち

現在、私は株式会社フロウカという会社を立ち上げ、一人会社ながらプロジェクトチームを組んで3つの事業を創っています。現在2期目。また、株式会社IKIGAIという会社の取締役として、事業立上に携わっています。こちらは現在3期目。

私自身、"ポジティブ""エネルギッシュ””行動力がある”などと言って頂くことがしばしばあります。確かに、考えてから動くよりは動きながら考えるタイプ。気になったら即行動。やらない後悔よりやる後悔の方を迷わず選ぶ。そのためのエネルギーは惜しまないタイプだと自分でも思います。
どのような選択をするかは、わりと直感や嗅覚を大切にする傾向にあります。

でも、すごく正直なところ、仕事に関しては内心は常に不安な気持ちや悩みごとに襲われ続けているといっても過言ではありません。

どのようなことが付きまとっているか?仕事関連で思い浮かんだものをいくつか挙げてみると、例えば、
・再来月からのお仕事あるかな。なくなったらどうしよう。
・一部赤字が出ている事業、どこまで粘るべきか。
・今の私、周りの人にきちんと接することができているのだろうか。
・チームに関わってくれている方々にとって、最大限力を発揮できる環境を作れているのだろうか。
などなど。他にプライベートに関しても多々ありますが(笑)、仕事に関わるものに関してはお金や人にまつわる部分が大半を占めるのが今の私です。
来月、半年後、一年後など、定点観測するとまた不安ごとのテーマは変わっている気もします。定期的に棚卸してみたら面白いかも…

「起業して楽しそうに好きな働き方をしてていいじゃないか」と言われることもありますが、それはその裏にある色々なことは内緒にしているからそう見えるのかなぁと思うこともありました。湖面の下で一生懸命足をバタバタさせながら、ぱっと見優雅にすいすい進む白鳥みたいなカラクリかもしれません。

経営者の先輩方とお話しをすると、いま"成功者”としてみなされる方々も、その昔、一度や二度ではなく、もっともっと多くの大変な時期を過ごされてきていることがわかります。

誰しもが色々な課題を乗り越えて、乗り越えた人だけがたどり着く世界があるんだろうと勇気や希望をもらいます。と同時に、私自身はまだ遠く及ばないところにいて、まだまだ未熟で至らないところばかりだとも痛感させられます。

"こんな不安な気持ちや焦燥感に駆られるなんて辛い!"という気持ちが全く浮かばないかと言われたら、それは嘘になります。

原点回帰:脱サラした理由はなんだったのか?

少し前に心理学か何かの本で読んだのですが、人々が週末を楽しみに感じるのは、自分の時間を自分の意志でコントロールできるから、とありました。
同じ理由で、自営業、フリーランスなどは自分の意志で自分のスケジュールを決められる、つまり平日も土日も関係ない状態になっているため、平日も楽しく過ごせる、と。

確かにそうだなと思いました。
それに、"その状態が欲しくて会社員を辞めたのだ"とも。

会社員を辞めたときの話をそういえば去年書いていました。よかったらこちらもご覧ください。➤なぜ会社を辞めたの☻?

この記事にもありますが、"自由"になりたかったんですね、私。
ここで言う"自由"は、まさに心理学の本に書いてあったように"自分の時間を自分の意志でコントロールできる状態"を想い描いていました。
誤解がないように補足すると、会社員だから不自由かと言われれば、会社によってはそんなことはないでしょう。一方、自営業/フリーランスだから自由かと言われれば、結局お客様が存在しない商売はあり得ないので、お客様ありきの時間の使い方になり、100%自分の支配下かと言われると違うかなと思います。私の場合は、会社員のままではやりたいことに対する不自由さをどうしても感じてしまう状態だったため、いくつかある選択肢の中から退職・独立を選んだ。ただそれだけのことです。

先述の通り、不安や焦り、いろんな気持ちが溢れることもあります。それでも今の働き方で頑張っていきたいと思うのは、いまの私にとって"自由であること"が何よりも魅力的な状態だからだと思います。

その状態であり続けるために、ひたすら行動し続けているだけなのだろうと。周りの方から見て”行動力がある”と感じる個性は、きっと私にとって"停滞を感じ取った瞬間に襲ってくる恐怖から逃れる手段"として生かされているような気がします。(純粋に"なにこれ面白そう!”とか特にこれといった思考が伴わないアクションも多々ありますので悪しからず…笑)

不安な気持ち、実は…?

ある経営者の先輩が、"成功している経営者のほとんどは、心配性で負けず嫌いだ”と仰っていました。心配性は、あれやこれやと思考を巡らせて不安に感じたことに対して"じゃぁどうするか?"と先々に手を打つことができるから、負けず嫌いは失敗しても成功するまで挑戦し続けることができるから、と。

なるほど、と思いました。

こんな心配や不安な気持ちであふれかえりそうな私なんて経営者に向いていなかったのかなと思っていたときに聞いたこのフレーズ。当時もなんだか少し元気が出たのを覚えています。

いま振り返っても、抱えている不安な気持ちや心配事も決してネガティブなことではないことを思い出させてくれます。この気持ち、シチュエーションをエネルギーに変えていこう、と。

"不安なこと、心配なこともたくさんあるし、自分自身が不甲斐ないと感じて悔しいこともたくさんある"
"それでもやっぱり今の自分の生き方が楽しい。好き"
”その状態で居続けるためには立ち止まっている場合じゃない。どうすべきか考え続け、自分ができることをやり尽くすしかない"
この思考を繰り返しているし、これからも繰り返していくのだろうなと思います。

あのときも別に独立する必要性があったわけではない。会社員でいられる選択肢もあった。自分の意志で今の道を選びましたが、この先も色々な選択肢が生まれては消え、消えては生まれるサイクルの中にいることでしょう。
どの選択肢を選んでも、不安、後悔、焦り等の気持ちが絶対に生じない、なんてことはないと思います。そのときに”なぜ自分がそう決断したのか”が明確に自分の中に腹落ちしていれば、不安が原動力に変わりそこでもうひと踏ん張りできるんだろうなと最近改めて感じます。

ここまで書いてきて、ひとつずつ、ていねいに、できることを進めていこうと改めて思いました。実はほんの少しだけ元気がなかったのですが、こうして言葉にしていくことで少し気持ちが引き締まり、シャキっとした気がします。

最後までお読みいただきありがとうございました☻
また次の記事でお会いしましょう♪


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