見出し画像

ゼロ高の客員教授をさせて頂きました。

12月ゼロ高の客員教授をさせて頂きました。

ゼロ高とは

ゼロ高とは堀江貴文さん主催の通信制高校です。


5年ほど前から堀江貴文さん主催のオンラインサロン「HIU」に所属していた関係でお話を頂き、12月客員教授として着任させて頂きました。

ちなみにHIUではいろんなイベントや事業を行っており、僕は元芸人という珍しい経歴からイベントのMCをさせて頂いたりしています。

元芸人の僕が高校生に何を伝えられるのか?

今回ゼロ高で何を僕がお伝えできるか考えた結果、「コミュニケーションに関しての講義」をさせて頂きました。

人生を生き抜く上でコミュニケーション能力は必須と言っていい能力です。

恋愛、仕事、家庭などどのシーンにおいてもコミュニケーションは必要になってきます。

僕は12年の芸人生活で1000回以上舞台に立ち、500回以上コンパに行きまくりました(笑)

芸人時代にたくさんの方とコミュニケーションを図ってきました。

芸人を引退して起業し、ビジネスの世界で生きて行く上で芸人時代に培ったコミュニケーション能力が非常に役に立ちました。

コミュニケーションの根幹は「相手の側に立って想像する」事だと思っています。

芸人は舞台でお客様を前に漫才をするとき、話しながらお客様の反応を見て「今の単語分かりにくかったみたいだから補足しよう」とか「年配の方が多いからゆっくりめに話そう」とか話し方を変えたりします。

また舞台以外のプライベートでも「今は話したそうだから聞き役に徹しよう」とか「ツッコミ入れたら喜ぶ人だからツッコもう」など常に相手の立場を想像して適切なコミュニケーションを選択します。

そういった芸人時代に培った「相手の要望を想像して適切なコミュニケーションをとる」という能力を活かしてビジネスの世界で生きる事ができています。

ゼロ高生がこれからの人生で対人関係を有利に進められるよう講義をさせて頂きました。

とはいえ相手は高校生でコミュニケーション能力がすごく高いとは言えません。

コミュニケーション能力の高さはどうしても「場数」と比例してしまうからです。

なのでそんなにコミュニケーション慣れしていない高校生でもコミュニケーション能力が上がりやすい初級的な事をお伝えさせて頂きました。

4週あったのですが、1.2週目は座学的な事をお伝えし、3.4週目は実践という事で生徒達に「漫才」をしてもらいました。

分かりやすい漫才をピックアップして分析して説明し、作り方を公式化して生徒独自の漫才を披露してもらいました。

初めての漫才に戸惑う生徒、意外とノリノリでする生徒、恥ずかしくて次の言葉が出てこない生徒。

いろんな生徒がいましたが照れながらも楽しそうに漫才する姿に胸が熱くなりました。

終わった後生徒のお世話をされているスタッフさんから「おとなしくて自己表現ができなかった生徒の殻が破れて行くのが見えて泣きそうになりました。」とお言葉を頂き僕も泣きそうになりました。

なぜゼロ高の講師をするのか?

僕はもう37歳でもうおっさんに片足突っ込んでます。

というか完全におっさんです。

どんどん若い世代との情報格差を感じています。

ちょっと前まで「TikTok」の事を「チックトック」って言ってましたw

でもビジネスをやる上でこの情報格差は危険な事だと思っています。

「なんや最近の若い子の考えてる事は分からへん。」では済まない。

常に若い世代の思考をキャッチアップして、自分のビジネスに活かすべきだと考えています。

今回もゼロ高生と触れ合わせてもらってとても刺激になりました。

「こんなのが流行ってるんや!」「もうこの単語って伝わらないんや!」などジェネレーションギャップに打ち震える毎日でした(笑)

これからもできるだけ若い世代との接点をたくさん作り、刺激をもらって行こうと思います。

受講してくれたゼロ高生の皆さん、何かこれから悩みがあればいつでも気軽に相談してください。

先生にも、両親にも、友達にも言えない悩みがあれば「ちょっとおもろいおっさん」がいつでも聞きますw

この記事が参加している募集

子どもに教えられたこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?