日本を代表するフローリスト厳選6人 -世界で認められ、活躍する彼らの世界観は花屋の常識を覆す-フラワーデザイナー、フラワーアーティスト
フローリストとは、英語で花屋を意味します。
一概にフローリストと言っても、フラワーデザイナーやフラワーアーティストなど様々ですが、今、世界が注目している日本を代表する6名のフローリストを紹介したいと思います。
1.東 信 AZUMA MAKOTO (東信、花樹研究所)
福岡出身のフラワーアーティスト。
21歳で上京後、花屋でアルバイトを始めたことから仲卸市場で働くようになり、独学で技術や知識を身につけ、一輪の花も置かないフルオーダーメイドの花屋としてお客一人一人のリクエストに合わせた花束を作り続ける。
その後、2005年よりNY・トライベッカでの個展をはじめ、パリ・コレットでのウィンドウディスプレイ、カルティエ現代美術財団でのアートパフォーマンスなど、アーティストとしての活動も展開。2008年には花・植物を題材とした実験的なクリエイションを展開していく集団である「東信、花樹研究所」を立ち上げ、花・植物のみが有する神秘性を美的なレベルに変換し表現する事で、植物の存在価値を高める活動を一貫して続けている。
Azuma makotoに関するインタビュー記事,HP⇩
2.ニコライ・バーグマン Nicolai bergmann
デンマーク出身のフラワーアーティスト。
現在は東京に拠点を置き、フラワーボックスで有名。2001年に自身のフラワーブランド「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン」を創設。2010年、南青山にカフェやフラワースクールを併設した「ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップストア」をオープン。現在、国内外に12店舗を展開し、世界中で様々な活動の場を広げている。ニューヨークタイムズスタイルマガジン、エポックマガジンや日本の雑誌でも多く取り上げられる。確固としたスカンジナビアスタイルを活かしながらヨーロッパのフラワーデザインスタイルと日本の細部にこだわる感性や鍛え抜かれた職人技が一つに融合されている。
フラワーレッスン、フラワーカフェの経営、香水のプロデュースなど、フローリストのイメージを超える多岐にわたる活躍をしている。
Nicolai Bergmannに関するインタビュー記事,HP⇩
3.清野 光 Hikaru Seino (GANON FLORIST)
札幌出身のフラワーアーティスト。
「世界一花を愛せる国を創る」を理念に世界で活躍するフラワーアーティスト。海外でのファッションショー主催、六本木ヒルズ・森ビルのエントランス装花、ケイト・モスのパーティ等装花などを手掛ける。 また、スペインのガウディ建築でのショーやバルセロナではマエストロとして講演会に呼ばれるなど広く活躍している。
花と人の関係づくりをしたい、と始めた頭に花を飾るHANANINGENプロジェクトで話題。現在は、日本に留まらず、オーストラリアやタイなど含め10カ所以上で展開している。札幌観光大使。
世代を越えても常に人々の関心ごとである自然災害や戦争、常に論議の的となる政治などは「地球あっての出来事」だといい、目を逸らしたくなるような事件や戦争は、実は「家」から起きているもの。彼のアートを語る上でまず大切なのは「平和」への想いである。
Hikaru Seino公式インスタグラム⇩
https://www.instagram.com/hikaruseino.ganon/
Hikaru Seinoに関するインタビュー記事,HP⇩
4.谷口 敦史 (florist jardin du I'llony)
和歌山出身のフラワーアーティスト。
芦屋と南青山とパリに店を構える花屋アイロニーのオーナー。独学ながら自然のバランスと花のもつ色気をコンセプトにしたデザインが多くのブランドに認められ店内装花やイベント装花などを手がける。 企業への花をつかった商品企画や広告への花写真の提供など幅広く活動。 自身の撮影による写真集FLOWBULOUS(フラビュラス)は現在ISSUE3まで発刊し累計45000部突破。
多くの人に世界一好きな花屋がある人生の豊かさを感じてもらうことを目標として活動しており、フラワーレッスンでは、数多くの門下生を輩出し、日本全国でアイロニーの認定校であるフローリストたちが活躍している。花王の香り監修や、海外での有名ホテルの会場装花も手掛け、その活躍の幅は日本だけに留まらない。
谷口 敦史に関するインタビュー記事,HP⇩
5.和田 浩一 Wada kouichi (劇的花屋)
東京都出身のフラワーアーティスト。
「贈る人も贈られる人も、一生の思い出に残るサプライズ」をコンセプトに、CM・雑誌の撮影の装花や、イベントの空間プロデュース、ウエディング装花・花嫁さんに合わせた”世界でひとつの”オリジナルブーケづくりを行う。
大手ブランドのCM・ブランドムービーやポスター、また世界的に有名な映画『アメイジングスパイダーマン』のパーティーテーブル装花等を担当。「花」と「植物」を使った空間プロデュースを提供している。
和田浩一に関するインタビュー記事,HP⇩
6.ローラン・ボーニッシュ Laurent.Borniche
(写真出典 https://lovegreen.net/report/p179880/)
フランス、ヌイイ市出身のフラワーアーティスト。
100年近い歴史ある花店の4代目として生まれ、16歳より花の世界に入った。パリ老舗花店で経験を積み、1998年に来日。自身がオープンしたフラワースクールではフレンチスタイルのレッスンで数多くの受講生をもっている。
【Art de Vivre 生活の美学】をコンセプトに自らが綺麗だと感じる草花を贈る人、贈られる人が幸せに感じていただけるように職人としてのこだわりと想いを込めて花を束ねる。彼のつくる作品の、洗練されたデザインや色彩感覚は日本の花業界にも大きな影響を与え続けている。
著書に写真集「Jeux de fleurs」、「ローラン・ボーニッシュのフレンチスタイルの花贈り」、「ローラン・ボーニッシュのブーケレッスン」誠文堂新光社発行。
Laurent. Bornicheに関するインタビュー記事,HP⇩
7.Niwa Hideyuki
☆近日追加予定!☆
いかがでしたでしょうか?
本日紹介したフローリストたちはの作品は、それぞれのホームページや動画などからもっと詳しくみていただけます!
そしてもちろん、日本中にまだまだ紹介しきれていない素敵なフローリストの方々もたくさんいます。
ステイホームの時間を利用して、彼らの世界観に触れてみてはいかがでしょうか。
花のアートで、皆さまの人生に新しい喜びと発見があると嬉しいです!
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