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ただの日記 in Germany day1

はじめに(Day0) ドバイ行きのエミレーツの飛行機に乗った。狭い通路、座席の上のクッションとブランケット、目の前のスクリーン、決して快適とは言えない席の感じ。「旅ってワクワクするものだよね」って数年前の記憶を一瞬で思い出させる。心のビートが弾む。天井はキラキラして、いかにも良い夢が見れそうな感じ。これからどんな楽しいことが起こるんだろう?って、まだマスク越しの世界なのに大きな希望を抱かせてくれる。旅が始まった。

Day1 12時間のフライト。パッキングが終わらなくて寝不足だった私は、飛行機での大半を睡眠に費やした。でも時々、スクリーンで、今どこにいるのかチェックしていた。行ったことがない国々の上を飛ぶだけで、その国々に少し行ったことがあるような気持ちになって、少し得意げになったりした。何時間も座っているせいで、ブーツがとてもきつく感じた。重い荷物を減らすためにマーチンのブーツを履いていたけど、やっぱり、空の旅には快適なファッションがベストだと思った。そうこうしている間に、離陸体勢。テーブルをしまい、シートのリクライニングを戻し、シートベルトを締める。そしてみんな窓の方向を見る。外は、ほとんどサンドカラー一色。緑に見慣れているから、緑がなくて大丈夫なのかなって不必要な心配をする。そして、無事、着陸成功。しかも上手な着陸で安心だった。ドバイ到着。

機長が、現地の気温は21度って言っていて、「まさかー。」って聞き違いだと思っていたら、本当だった。湿度が高い!半袖を着とけば良かったって後悔。セキュリティーを通って、免税店へ。免税店は、大きいモールみたいに広くて、キラキラしてて、賑わってて、別世界かと思った。寝起きの人には眩しすぎた。さすがドバイ。化粧水がなかったから、キールズで購入(700円得した)。あとは、搭乗口に向かった。ドイツ行きの便を待っていると、(当たり前だけど)言語が通じなさそうな人が増えていく一方だったし、久しぶりの海外で、アウェイ感半端なかった。英語が母国語じゃない国に向かっているのに、緊張感を感じていて、私は向こうでやっていけるのか心配になった。
搭乗して、窓側の席に座った。幸運にも隣2席は空いていたから、足を伸ばしたりできた。中には、強者がいて、4席をベッドにしてスヤスヤ眠る人もいた。日本人らしき人はいないのに、後ろから「ママ!」、「パパ!」と聞こえてくる。そう言えば、ドイツ語でも同じって聞いたことがあったけど、あまりにもそのままだったからびっくりした。7時間のフライトも前回同様、ほとんど寝ていた。『FRIENDS the reunion』 を観ていたけど、眠気には勝てなかった。そして、着陸体勢。残念ながら、外は霧で、ほとんど何も見えなかった。
ドイツに到着。恐れてた入国審査もOKで、目的の地に辿り着いた。でも、婚姻関係ないパートナーからの招待状で入国可能っていうシステム、めちゃくちゃかわいい。愛。そういえば、写真とか書類のコピーとか証拠になるもの持って来たのに見せる必要なかった。(笑)

ロングヘアの男の子と一年以上ぶりに再会。話した感じが、少し他人行儀で、どうしたのかと思っていたら、緊張していたらしい。(謎)ありがたいことに彼のお父さんが車を出してくれていたので、「はじめまして」を交わした。駐車場に向かったら、車がほとんどなかった。一階間違えたらしい。かわいい。高速道路から見たドイツは、良いクルマたち、風力発電、広大な畑と農場、時折見える家には伝統的なのにソーラーパネルがついていたりして、社会の教科書で『ドイツ』のページを開いているみたいだった。

アパートに到着。実は問題があって、それは、ロングヘアの男の子が鍵を家に忘れ、オートロックみたいになって家に入れないということ。なんでそうなったのかというと、空港に行くのにワクワクしてて鍵のことを忘れたそう。私の親なら「またバカやらかしたのかー。」ってなるけど、彼のお父さんは「(彼が)ワクワクしてたから」って重ねて理由を言うから、平和な世界だと思った。業者のおじさんが来て、いろんなツールを使って開けてくれた。

アパートからの眺めは良くて、遠くに教会のような建物が見える。基本的に建物がレンガでできていて、スタイルが統一されているから、建物一軒一軒、そして街並みが美しい。
石畳み+レンガ造りのモダンな家は、分解すればどっちもブロックだから、どうしてもレゴを想像してしまった。そういえば、子どもの頃、クリスマスにレゴの家をもらった。
高頻度で、窓から室内が見える。向かいのアパートだってそう。行ったことのあるカナダでも、イギリスでもそうだったけど、室内を隠さないスタイル?なのかなって思った。それぞれのストーリーの一部が見えたりして、ついつい想像が膨らんでしまう。

続く・・・


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