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カテゴライズはほどほどがよいね

国立大学の4割で、大学入試に「女子枠」を設けるというニュースを見た。

正直な感想は、なんだそれ•••だ。
女子枠を設けることで、強制的に女性比率を上げるという安易な発想だと思う。入試における公平性はどこに行ったのやら。

本当に世の中の女性はこの制度を望んでいるのだろうか。

男女平等については、私もよく考える。いまだに自分の中の答えは見つかっていない。

今の世の中は、「性」に対してすごく敏感。
人間は人間である以上、生物学的な性から離れることはできない。それでも、その人の意思を尊重しようというのが今の社会である。

生物学的な女性の性に対する配慮は、定義とは少し離れるが、合理的配慮にあたると私は考える。

月経、ホルモンバランス、(妊娠•出産)という
のは生物学的な女性特有のものである。

それは、ある意味で障壁でもあり、配慮(尊重?)があって、むしろ当然だと思う。

しかし、今回のような「女子枠」。
これは合理的配慮でもなければ、男女平等でもない。

女性の活躍推進の機会を作っている感を出すための表面的な政策に過ぎない。

極論、男性とか女性とかそんなキーワードをアピールしなくても、お互いがお互いの性を尊重しあい、足りないところは補い合うことができる社会。これが理想だと考えている。

きっと遠回りをしながら、このゴールへ向かっていくのだろうなあ。

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