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多角的視野を養いたい -hanaの読書記録#2
こんにちは、hanaです。
今回読んだ本は、佐野晶さんの『怪物』です。
この作品は友達が映画を見に行った話を聞いて興味を持った作品です。
考えさせられるよ。この映画いいよ。
とおすすめしてもらったので映画を見たかったのですが、映画が間に合わなかったのでノベライズ本を買いました。
でも映画も観たいので、サブスクで配信されるといいなと思っています。
読んでみた感想としては、
”物事を多角的に捉える力が試される”作品だと感じました。
私は世界にあるいろんな文化を偏った見方で捉えたくなくて、異文化理解を学べるゼミを選びました。
知っていることで無くせる偏見があると考えるからです。
そして私は、異文化理解を学ぶことで物事を多角的に捉えられるようになると考えています。もちろんそれだけでは不十分ですが。
春から約3ヶ月異文化について学んできて、少しは物事を広い視野で捉えられるようになったかな、と思っていたのですが、甘かった。
そんなことを感じた作品でした。
この物語は、①母親 ②教師 ③子供 の三つの視点から描かれています。
それぞれが章に分かれている感じ。
同じことについて描かれているのだけど、視点が変わるとこうも見方が変わるのかと。
日常生活においていかに自分が物事の限られた見え方しか知らなくて、それで全てを知った気になっているかに気づき、恐ろしく感じました。
そして、ひとつのキーワードであろうこの言葉についても自分なりに考えてみました。
か~いぶつ、だ~れだ?
私が出した回答は、自分自身です。
意識してもどうしても自分中心でしか物事を見ることのできない、まるでそんな色眼鏡をかけている自分自身こそが怪物なのではないかと思います。
見え方によって1つの事実がこんなにも違って見えるのだから、自分の視野って素晴らしくもあり怖くもある。
でもあくまでも ”私視点での” 回答ですが。
むずかしいね。
何か考えるとき、自分なりの解釈をするときには、
答えが出た後に少し立ち止まって、他の回答についても考えを巡らせられる、できるだけ多くの回答を導けるひとでありたいと感じました。
終わり方がわからなくなった、、
最後まで読んでいただきありがとうございます。
あなたに幸せが訪れますように。そして、またあなたとお目にかかれますように🕊
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