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能力開発の研修、ASKベーシックコース(Basic Course)で学んだこと①

この note で何度か取り上げている、能力開発の研修、「ASKベーシックコース(Basic Course)」について、
最近、会社の後輩との会話の中で、「私は知らず知らずのうちに研修の価値観を生きているから、今幸せなのかも!」と感じることがありました。

思い返せば、私の会社員生活、いや、もはや人生にとって、大切な軸となっているこの研修の価値観について、この機会にまとめてみたいなと思ったので、お付き合いください!

(関連記事はこちら:
自分自身の可能性について(3)〜「自分の師は自分」〜
ASKアカデミー・ジャパンの研修「SEEKブレイクスルーコース」を受けて〜2018年の振り返り〜)


期待を裏切られた時、あなたはどう感じますか?

会社の後輩がある日、こんな話をしてくれました。
「昨日、大好きな彼とのデートだったので、ずっとその彼と一緒に行きたいと思っていたお店に行ったんです〜!すごく楽しみにしてたのに、なんとその日は臨時休業でお店やってなくて、、、もう本当に最悪で、そのショックで今日も仕事のやる気がおきないんですよね〜!」

よほど楽しみにしていたお店のようで、
後輩は、分かりやすくふてくされていて、前日のショックを翌日にまでかなり引きずっている様子でした。

「しかも、そのお店の公式SNSには、臨時休業のことも書いてなかったし。事前にわざわざSNSのページも調べてたのに、ちゃんと更新しろって思いません?ほんとムカつきます!」と激怒している後輩。

きっと、後輩はその大好きなお店に、思いっきり期待していたのでしょう。

お店は当然、営業しているはず。
お店の公式SNSには、最新情報がリアルタイムで掲載されているはず。
そこで大好きな彼とも、素敵な時間を過ごせるはず。

それだけ期待していたからこそ、その期待を裏切られた時のショックが大きかったのだと思います。

その気持ちはすごくよく分かったので、私も「わ〜それは残念だったね。ショックな気持ちわかるよ。」と話を聞いていました。

この後輩と似たような経験、みなさんも味わったことがあるのではないでしょうか?
私にもあります。
期待していた何かが、思いの外全く違う結果となってしまった時、
みなさんはどう感じますか?

同じ現象が起きても、捉え方は人によって違う

後輩の話を聞いて、正直私が思ったことは、
「生きるのが大変そうだなぁ」ということでした。

なぜかって、期待していたお店が営業していなかったという一つの事象が原因で、その当日のみならず、翌日まで仕事のやる気が出なくなるくらい、気持ちが左右されてしまっているのですから。

きっとこの後輩は、
会社の上司に褒めて欲しいと思っていたのに褒めてくれなかった時も不機嫌になるでしょうし、
うまくいくことを願った商談に失敗した時には世界の終わりかと思うくらい落ち込むでしょうし、
帰宅途中に、電車が大幅に遅延しただけでも、「今日は最悪の一日だった」とさえ思うでしょう。

同じ現象が起きた時、それをどう捉えるかというのは、人によって大きく違うのです。

私がもし後輩と同じ立場だったら、
「予定していたお店は営業していなかったけれど、新しいお店を彼と一緒に開拓するチャンスだな」
と逆にワクワクするなと思ったのです。
そして、お店の公式SNSに臨時休業の情報が掲載されていなかったことについても、
「事前にSNSだけじゃなくて、私がお店に電話して予約しておけば良かったな。」と考えていたと思います。

反省したとしても、「ま、次に活かそう!」くらいで、
翌日には最初のお店に行こうとしていたことすら、ケロっと忘れている勢いかもしれません(笑)。

人生は自分の捉え方次第

私が「ASKベーシックコース(Basic Course)」で学んだことは、
人生は、自分が世の中を見るメガネの色によって変わる、ということです。

バラ色のメガネをかけると、人生バラ色に見えるし、
灰色の曇ったメガネをかけると、人生がどす黒く灰色に見えます。

どちらが良い悪いの話ではなく、
「そのメガネの色は自分で決めていい」
というのが私にとっては衝撃でした。

それまでの私は、
「人に期待して裏切られた時、自分のショックが大きくなるのは嫌だから、最初から人に期待するのはやめよう」という考えでした。
本当は人に期待できる自分でいたいけれど、致し方ない、という感覚でその考えに至っていたのです。

でも、何が起きても、自分が幸せな毎日を生きていると捉えてさえいれば、私は幸せなんだと気付いた時、
なんて人生は自由なんだろう、と思ったのです。
これに気付いた時の私の感動は、残念ながら文字では表現しきれません。

そして、私はこの研修を通して、「私はバラ色のメガネをかけて生きていこう」と決めました。
研修が終わってしばらくは意識しないとすぐに昔の自分が出てきてしまったのですが、
何度も「あ〜また昔の自分が出てきちゃった」と振り返っては変える練習を重ねた結果、
私の物事に対する捉え方は、ずいぶん楽観的で幸せな捉え方に変わったと思っています。

そして、今やその捉え方が自動的にできるようになったので、そう変化した自分の経緯を忘れてしまっていました(笑)。
今回、後輩の話を聞いて、その捉え方の違いにびっくりした時に、
改めて自分の意識の変化に気付くことができたので、後輩にはとても感謝しています!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
普段、ある事象に対しての自分の捉え方なんて、あまり考えたことなかったよという方もいらっしゃるかもしれません。

何か思わぬ事態が発生した時に、瞬間的に感じる感情(「うわ、嫌だな」や、「やったぁ!嬉しい!」など一次感情と呼ぶようです)はどうしても変えられないものがあるそうですが、
次の瞬間に抱く感情(二次感情)は、人は選択することができるそうです。

世の中、生きていたらいろんなことが起きます。
そして、期待通りに物事が進むなんてことは、絶対に有り得ないですよね。
何か嬉しいことが起きたら、人生が幸せになるわけではありません。
逆に、何か悲しいことが起きたからといって、不幸な人生でもないのです。

どうせ選択できるのであれば、
物事や事象に左右されずに、自分の人生が楽しく、幸せに感じる捉え方を選びたいと思いませんか?

人生は、自分の捉え方次第です。
私もより一層意識していきたいと思います!

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