君と会えたから〜心に残る一冊〜

皆さん、最近、読書はしていますか?
私は月に3冊は読むようにしているのですが、最近忙しさにかまけてなかなか本が進まず・・・
ちなみに、過去にこの note でもいくつかの本の感想をご紹介しましたので、ご興味のある方はご一読ください。
アラサー女子にお勧めしたい!〜心に残る一冊〜
年収1億円を目指す人へ〜心に残る一冊〜
死ぬこと以外かすり傷?!〜心に残る一冊〜

さて、そんな忙しい毎日の中でも、
私が最近2時間程度で一気に読んでしまった一冊をご紹介します。

その本とは・・・!

「君と会えたから・・・」
です。

あらすじは?

簡単にあらすじをご紹介すると、
あらゆることにやる気を失っていた高校生の主人公が、
父親の書店を手伝って店番をしているときに、ふと現れた年上の女の子と、一夏の恋をし、変化していく物語です。
しかし、これがただの恋愛モノかと思うと、大間違い。
内容がとっても深くて、人生のためになる学びがたくさんある一冊です。
特に、ストーリーの中で、女の子が主人公に、父からの教えを共有していく場面があるのですが、その中の一つが私は特に印象的でした。

何かと言うと、「ライフリスト」を作ろう、というシーンです。
生きているうちに自分の欲しいものは何か?を知るために、
箇条書きで思いつくものを書き出していくのですが、この時の主人公と女の子のやり取りから、私は「職業は夢ではない」ということを学びました。

どういうこと?と思われるかもしれませんので、
説明させてください。

昔、あなたが「プロ野球選手になりたい」という夢を持っていたとしましょう。その夢は、「プロ野球選手」という職業に自分が就いたら達成でしょうか?
プロ野球選手と言っても、薬物に手を出して捕まってしまったり、誰にも名前を覚えてもらえないような、無名な選手もいます。
あなたは、そういう「プロ野球選手」に憧れているのでしょうか?
恐らく違いますよね。

あなたが本当に憧れているのは、プロ野球選手として活躍し、世の中に夢を与え、結果としてお金をたくさん稼いで、異性からもモテまくっているヒーローのような人、なのではないでしょうか?

つまり、「プロ野球選手」という職業そのものというより、
「なぜその職業に憧れるのか」を掘り下げて行くと、あなたの本当の夢や欲しいものが見えてくる
、ということになります。
私はこの本を読んで、そんなことを学びました。

ただ読んで終わりでなく、ぜひ行動を

私も、偶然ながらこの「ライフリスト」のような夢の書き出しを、
学生の頃から友人と定期的にやっていました。
その頃は、「職業は夢ではない」などということを意識していた訳ではないですが、この本を読んで、「確かに、言われてみればその通り!」というようなことがたくさんありました。
読んでいると、改めていろんなことにチャレンジしてみよう、と勇気が出てくるので、お勧めは、読みながら自分のライフリストを作ってみることです。
最初は、なかなかスラスラと欲しいものが出てこないかもしれません。
そんな時は、一人でやるのではなく、近しいご友人に声をかけて、
この本の主人公と女の子のように、誰かと一緒にやってみることがお勧めです。お互いに書き出したことを見せ合いながらやっていると、最初は気恥ずかしい気持ちもあると思いますが、どんどんアイディアが膨らんで楽しくなってくるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
この本は、私にとっては高校生や大学生はもちろん、それくらいの年齢のお子さんをお持ちの親御さん、独身男女まで全ての方に広めたい一冊となりました。
いい本を読むと心も浄化されて、日々をより意欲的に過ごそうと思えるから、不思議ですよね。
本を読んでインプットしたあとは、書いたり人に話したりして、アウトプットするとより吸収力が高まるそうです。
私もアウトプットも意識しながら、いい本をたくさん読もうと思います。


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