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140字小説 『恋文』 #2月の星々②


自分の気持ちを直接伝える勇気がなかった私はラブレターを書き、好きな人の机にそっと忍ばせた。

良い返事がもらえるかな…と数日待ってみたが一向に返事が来ない。友達づてに聞いてみると白紙の手紙しかもらってないとのこと

あ…フリクションペンで書いたからか…


私の想いは届く前に儚くも消えたのだ。



 フリクションのペンを愛用しているのですが、込めた想いが熱すぎて消える恐れもあるかも…と思って書いた作品です。そういえばインクが出にくくなった時に、冷やしたら復活すると知り、冷蔵庫に入れてみたことがあります。でも復活しなくて、なぜだ? と思ったら、ただのインク切れでした(笑)


#140字小説 #月々の星々 #2月の星々


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