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レース動画分析⑤ 無料モニター 50m平泳ぎ

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短水路 50m平泳ぎ 女子選手
36:60(17:05, 19:55) リアクションタイム0:54

◯分析
テンポ 0:95~0:98
ストローク数 前半13回 後半16回

◯評価
リアクションタイム、速いです。テンポは適切で、最後まで維持できています。ストローク数も適切だと思います。スプリント力はかなり仕上がっており、素晴らしいです。隣のコースの選手は非常にテンポが速く、0:82ぐらいで、ターンまでに追いついてくるのですが、結果的に最後は失速してしまいます。◯◯ちゃんは今のままのテンポで良いと思います。ターン後のひとかきひと蹴りに伸びしろを感じます。

◯対策
①スタートの飛距離アップ
ジャンプトレーニングの導入。200m個人メドレー記事参照。

②ひとかきひと蹴り
ひとかきひと蹴りの浮き上がりポイントの決め方は、まず蹴伸びだけでどこまで潜れるかを測定します。それが8mなら、ひとかきひと蹴りも8mで浮き上がることを目標とします。8m以上は潜り過ぎになり、遅くなるケースが多いです(水中で失速してしまっている)。ターン後の深さと飛び出しの方向、ドルフィンキックの蹴り幅や、ひとかきの方向、足の引き寄せのタイミングなどを細かく決めておくと良いです。そのためには客観的な視点が必要です。

◯次のレースの目標
スタートでの飛距離アップで前半のラップを0.2秒短縮、ターン後のひとかきひと蹴りで0.2秒短縮、トータル36:20を目標にしてみましょう。12.5mダッシュで7.2秒を切れていると安心です。


レポートは以上です。短水路のスプリントはスタートとターンの影響が大きいです。スタートで言えば、スイミングクラブやスポーツクラブのプールは飛び込み台が低く、水深が浅いことが多いので、入水角度や深さが参考になりにくいのが実情だと思います。春野運動公園プールはレースと同じ規格ですのでレース前にはご利用いただき浮き上がりまでの動作を確認しておきましょう。

次回は、ここまでレース動画分析して感じた「弱点」や「課題」を紹介したいと思います。今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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