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幸福を奏でる馬頭琴。
こんにちは、高野珠希です。
モンゴルの遊牧民は、
古くから、馬頭琴という楽器を使用しています。
馬頭琴は、弓などで弦をこすって音を出す弦楽器です。
その音色はバイオリンやチェロなどのような澄んだ音ではなく、
共鳴してノイズのようなものがある深みのある音が特徴です。
馬頭琴はモンゴル語でモリンホールといい
「馬の楽器」という意味。
馬頭琴を弾くと、
その家に幸せがもたらされると言い伝えられていて、
宴会やお祝い事で弾いたりと縁起のよい楽器として
モンゴル民謡の伴奏のために用いられています。
広大な草原の中で、馬の背中に乗って放牧し、
夜はゲルの中で食事。
そんな大自然との共存している遊牧民の毎日に
幸福をもたらす宴の席で披露される音。
大草原の音もない静かな空間を
馬頭琴のやわらかで奥行きのある音色が響き渡る。
草原のやわらかな風と、雄大な山々。
強くしなやかな馬の駆け足の音を思い起こさせるリズム。
その音色を想像するだけで壮大な大地に住む遊牧民の
心の豊かさが伝わってきそうです。
ヤク革ビジネスバッグ&ボストントラベルバッグは、
モンゴルの遊牧民の伝統の存続に貢献するプロジェクトです。
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