No.3 バラの形のアップルパイ

林檎が美味しい季節だと、林檎を使ったお菓子を作りたくなります。私が好んで作るのは、祖父母や従兄弟からも定評があるアップルパイです。その中でも、見た目が綺麗なアップルパイがあります。なんと、薔薇の形です!意外と作り方は簡単なので、よければ試してみてください。

必要なもの大まかに分けると林檎、バター、砂糖、パイ生地、卵黄です。細かいレシピは後半に乗せます。林檎は赤みの強い方がいいです。珍しいものだと「紅の夢」という果肉まで赤い林檎もあります(こちらはかなり固くて酸っぱいので砂糖と加熱時間を増やした方がいいと思います)。パイ生地を作る前から出しておいたり、卵黄とハケを用意しておくとあとが楽です。ハケが無ければスプーンでも、最悪指でもいけます。

皮付きの林檎をよく洗ったらできるだけ薄切りにします。この時皮は取り除かないでください。芯と種は取り除きます。薄切りにしたそれらを耐熱のボウルに入れてから、バター、砂糖と一緒に600W4分で加熱します。

レンジで林檎を温めている間に、パイ生地を横向きに細く切っておいてください。レンチンした林檎は温かいままパイ生地に載せると生地が溶けてしまうので少し冷やした方が作業がしやすいと思います。その間にオーブンを予熱しておくと楽です。オーブンは180〜200度で予熱してください。

冷やした薄切りの林檎は冷えてから余分な水分を軽くキッチンペーパーで拭き取って、大きいものから小さいものに順に少し重ねるようにして細切りのパイ生地に並べてください。左から右、右から左、どちらでも構いません。巻きやすい方でお願いします。

ここからがバラ型に作る方法です。細切りのパイ生地の上に、半円形の薄切り林檎を並べた後だと思います。それをクルクルと巻くだけで、バラ型になります。ここで注意して欲しいのは、小さなものから順に巻いて欲しいということです。理由は、最初に巻いたものから渦の中心になっていくからです。

上手く巻き終えるとバラ型になってくれていると思います。文字だけではちょっと伝えにくいのが難点ですが、分かりやすく説明できていると思いたいです。分からないことがあればコメント欄でお願いします。

恐らく予熱が完了している(しそうな)頃合なので、後は単純作業だけです。天板にクッキングシートを引いたら、そこにバラ型アップルパイを等間隔に並べてください。それから、事前に準備しておいた卵黄をパイ生地に塗る。あとは180度なら20〜25分、200度なら15〜20分焼くだけです!簡単!念の為に過去に作っていた写真を載せておきます。完成はこんな感じです。

バラの形のアップルパイ

バラ型アップルパイは見た目が華やかなので、ちょっとしたプレゼントに良いと思います。皮が気になって食べられない!なんて方もいるかもしれませんが、その時は赤い果肉の林檎を使うなどちょっとした工夫が必要そうですね…。材料と必要なものは下に載せておきます。

【必要なもの】
レンジもしくは鍋
オーブン
天板
クッキングシート
キッチンペーパー
ハケ(なければスプーンでも)

【材料】
林檎:2個
砂糖:50g
バター20g
卵黄1個
パイシート:2枚くらい

レンジがない方はちょっと手間がかかりますが、薄切りにしたリンゴとバター、砂糖を鍋で煮詰めても作ることが出来ます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?