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生意気な口答えをする子どもにブーメランを仕掛けて平和的に解決する方法

こんにちは、りけいははです。
みなさん、年頃の子どもに親として当然の注意をしたら、生意気な言葉を言って返されたこと、ありませんか?

今回はそんなときに有効かもしれない(?)対策を紹介します。

先日、学校から帰ってきて鞄などをほったらかしでゲームを始めようとする中学生の息子に、「先に片付けるもの片付けたら?」と注意をすると、
かっこつけたような口調で「オレに命令するな」と返されました。

何それ、アニメか何かのキャラのつもり?
イラッとしますが、ここでさらに注意しても減らず口を返してくるだけで、あまり効果はありません。

そこで私は、「お前が今吐いた言葉をそのままお前に返して、その言葉の意味を思い知らせてやる!」と心に誓い、
メモ帳とペンを手にとり、息子の前でだまってその言葉を書き留めました。


息子がゲームに興じている間に、私はそのメモを適当なネームホルダーに入れ、息子のゲームの制限時間が切れるまでほかのことをして待ちました。


しばらくして、予想通り(計画通り)、息子が私のところにやってきました。
「お母さん、ゲームの時間を延長して」

私は黙って、首から下げたネームホルダーのメモを指差しました。

自分の吐いた暴言をそのまま自分に返されて慌てふためく息子。
最終的には母に謝ってきたので、私も「先にやることやろうね♪」と優しく注意できました。

発言をメモして本人に返す。

単純ですが、息子にはよく効いています。
というのも、中学生くらいの子どもの言うことって勢いはあるのですが、その中身は考えなしで、矛盾だらけで一貫性がなかったり、現実味がなかったりして、つっこみどころが満載です。
それを本人に突きつけると勝手に自滅するのです。

例えば、大量の宿題が残っているのに先にゲームをしようとする息子が
「宿題なんか30分あれば終わる」と豪語するのをメモして
実際に宿題を始めて30分経過しても全然終わらなかった頃にそのメモを突きつけ、自分の見込みが甘かったことを認識させるのにも有効でした。
(こういう場合、発言した時間もメモしておくとより効果的)

この方法は親である私にとっても有用で、怒る回数を減らせる以上の効果があります。
例えば息子が大胆な台詞を言ってくれたときには、逆にそれを返された後の息子の姿を想像して私もメモを取りながら笑ってしまい、それに息子が気づいて大慌てで行動を修正するなんてケースも。

こうやって怒りを笑いに変換できると、親子関係が険悪になりすぎずにすむように思います。

みなさまも、ポケットにメモ帳と筆記用具をスタンバイしてお試しください。

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