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千葉県富津市にて、「ふるさと納税関係者会議」を行いました

こんにちは。FLNの公共チーム、林です!
先日、千葉県富津市とふるさと納税事務局(FLN及びパートナー企業)の共催で「ふるさと納税関係者会議」を開催しました。本記事ではFLNが行う関係者会議とは何か、どんなこと・どんな想いで行っているかをご紹介したいと思います。



1.関係者会議とは?

関係者会議は、自治体・事務局(FLN&パートナー企業)・返礼品提供事業者の3者での情報共有や交流を目的にした会議です。ふるさと納税の動向や富津市の現状などを報告することで、事業者のみなさんにも富津市のふるさと納税について考えていただけるようにしています。

富津市役所会議室を利用して開催。

また、情報交換だけでなく、ふるさと納税事業に携わる事業者同士親交を深めることで、より地域を盛り上げる機運を高めることにもつながっています。実はこの親交の場づくりが大切なポイントで、ふるさと納税事業で関係する人間同士が顔が見える状態でしっかりとつながることが、事業や地域の活性化にとても大切であると僕たちは考えています。

富津市はこうして事業者との顔の見える関係を築くために、年に1回以上の頻度で関係者会議を開催しています。


2.当日の様子

まず初めに、富津市長の挨拶から。
事業者のみなさんに、返礼品出品の御礼や富津市としての意気込みなどをお話されました。

富津市長挨拶

その後、富津市から昨年度のふるさと納税事業における報告がありました。
寄附額総計や、前々年度と比べた数値の変化、寄附を受け付けているポータルサイト毎の寄附額や件数などが紹介されました。

富津市から昨年度のふるさと納税事業に関する報告

その後、FLNの公共チームから昨年度における富津市での取組実績の報告や、今年度においてさらなる事業発展を遂げるための方策を紹介しました。配布した資料では、寄附者から頂いたメッセージを掲載。地域や事業者、返礼品にいただいた感想や思いを事業者のみなさんと共有しました。

FLN社員から今後の富津市ふるさと納税の取り組み方針について説明

また、昨年度農林水産省が実施した「国産農林水産物等販路多様化緊急対策事業」に採択された竹ノ内米店さんから、取り組んだ実体験をお話しいただきました。「手続きがなかなか大変でしたが、販路拡大にとても有効でした」とのコメントをいただき、今年度も追加の募集が出ている中、このような補助事業の活用を検討したい他の事業者のみなさんにも参考になる内容でした。

農水省の事業を活用した竹之内米店さん

クレーム対応の事例紹介について、事業者の中からもう一方。メロンなどを育てるモリタ農園さんから寄附者対応におけるコツとして、「クレームこそ、販売拡大のための好機である!」というお話をいただきました。

富津市の返礼品提供事業者、モリタ農園さんのクレーム対応についてのご紹介

事業者に共通する課題に対しての議題を提供し、事業者同士学び合う機会を創出するのも、関係者会議の意義だと思います。


3.参加した事業者の声

会議後のアンケートでは、会議の満足度などについて調査するほか、「今後どんなことについて知りたいと考えているか」や、「会議についての感想」などをご回答いただきました。

事業者のみなさんからは、事業者同士で連携して提供するコラボレーション型の返礼品や他自治体の成功事例についてさらに知りたいといった声を多くいただきました。

また、会議の感想として「資料を読んで、今後何をしていくべきかが詳しく理解できたため社員に共有したい。」「リピーターを増やすポイントがわかり、勉強になった。」といった声をいただきました。

アンケートを細かく拝見すると、自分の品の魅力を発信したいという想いや、富津市のふるさと納税をさらに推し進め、地域をもっと盛り上げていきたいという想いが読み取れました。

一緒にふるさと納税事業に取り組み、会議を開催しているFLNとしてとても感慨深いものがありました。



今後も継続していきたいと考えています!

筆者は4月に入社してから、今回初めて関係者会議に出席しました。参加してみて「富津市の魅力をもっと発信していく。そしてさらなる寄附申込を得て、街の活性化につなげる」という想いを参加者が共有して、情報交換を行い、親交を深められる、とても有意義な会だと感じました。

これまで富津市では関係者会議後に懇親会を行っていたそうですが、現在コロナ禍により見合わせており、それがとても残念でした。今後も関係者会議を開催し、コロナの懸念がさらに遠のいた際には、懇親会を通してより事業者お一人お一人と関係を強化していくような、そんな場ができればと思っています!

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