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ガンガァクスの戦士達【縦書き版】


こんにちはギーの代筆者ナマケモノです。

かねてよりベラゴアルドクロニクルの「縦書き版」を制作していまして、その第三弾となります。現在の公開バージョンに加筆、修正、ルビ表現を加えての【完全版】となっております。

とはいえ縦書きをnoteさんで公開するのは不可能なので、ファイルのアップロードという形になります。様々な方々から、しっかり動作したというご報告を頂いているので安心してはおりますが、それでもやはりダウンロードという形を経て、それでもいっちょ読んでみようというような人は、もの凄く希有で物好きでブッダでクライストでアッラーで鍾馗様でオーデンでアフラ・マズダでククルカンで天照大神なので、そんな方は生半降臨することもないので、ひたすらな自己満足になるかとおもいますが、よろしくお願いいたします。

因みに第一弾、「小鬼と駆ける者」はこちら↓

第二弾、「妖精王の憂鬱」はこちらでダウンロードできます。↓



と言うわけで少しだけ内容紹介いたします。なにとぞよろしくお願いします。


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「ガンガァクスの戦士達」は、レムグレイド姫君でありながら騎士として生きる道を選んだマール・ラフランが、ガンガァクスへ訪れたところからはじまります。
前にも言いましたが、ルビに副次的な意味合いでカタカナを振れるのが楽しくて仕方ないです。「騎兵」は「カヴァリエ」としています。他のキャラクターの兵種もルビ振りしていますので、note版とは少し違う赴きになっています。

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種族にも和名とカタカナ名を同時に表記できています。それから、「巨人族」は「ギガント」という別名も新たに表記しました。これは下記で登場する魔物、「キュークラプス」と区別し易くするためです。後で読んでみて、同等に「巨人」と表記している違和感を解消しました。

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キュークラプスは「独眼大鬼」という魔物で、ギガントは「巨人族」と呼ばれる種族。魔物と種族の違いを明確にしたかったのです。


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この物語では、今まで以上に様々な種族が活躍します。短編三作目で、ベラゴアルドの世界観が一気に広がりを見せるというような企みがありました。このお話でわたしが気に入っているのは、ウルフェリンクのクリクと、ドワーフのバジムのでこぼこコンビです。文字の尺からあまり二人の掛け合いを表せなかった分、彼らが登場するシーンは感慨深いです。


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武器の表記には毎回一考しています。上記にある「戦棍」。これはおそらく「メイス」のほうが馴染み深いのですが、note版ではルビをふれないので「戦棍」とだけ表記されています。

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「引き金」や「防柵」など日本語だけでは表現し難い言葉も、ルビで解消されています。この物語は、様々な武器や兵種などが登場し、たとえばクリクの武器ですが、大きく弯曲した刃を持つ、いわゆるショーテルなのですが、ただ「ショーテル」と呼ぶのはとても違和感があり、「弯剣」としていましたが、表記の伝わり難さに不燃焼さを感じていました。ルビで補えた分、バトルシーンが前よりもタクティカルな表現が出来たのではないかと感じております。


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集団での戦いを表現するのは始めての試みでした。というよりも、そもそもバトルエンタメの小説を書くのも初めてだったので、後で読めば至らない点はかなり目立ちました。なので今回のバーションでかなり加筆いたしました。

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後日【ベラゴアルド名鑑】にも登場させようとおもいますが、レジェンド・ストライダの二人も登場します。ところで「ストライダ特有の鎧には…」とありますが、ストライダ特有の鎧ってなんでしょう? イラストを乗せることにより、さらなる疑問も生じ、なんなら表現の弊害みたいな現象も散見しますが、ここは、文章とイラストはある意味、乖離しているものと受け止めてもらえると助かります。文章と絵の表現を合致させられるほどの腕前はないのです。実際は文章だけを書き進めて行きたい心情もありますが、なまじ、へたの横好きで二兎を追っております。


というわけで、「ベラゴアルドクロニクル —ガンガァクスの戦士達」縦書き版、

よろしくお願いします!

PDF版。


A5で作成。
PDFはAdobe Acrobat Readerで読めますがページ送りが下にスライドしか(たぶん)できません。また、固定レイアウトなのでスマホなどの小さい画面でも読みづらいかもです。スマホやタブレットによってはフォントが変わる事例があるようですがこちらでは確認できませんでした。さらにはmacで電子書籍を読むiBooksというものに摂り込んだら、右に捲ることしかできなくてとても読めたものではありませんでした。少し調べたらPDFは横文字規格なので、左捲りは想定していないそうです。なんでもマイクロソフトEdgeでならpdfでも左にスライドするような読み方が出来るようなのですが、試していません。誰か詳しい人がいたら教えて欲しいものです。
もしプリントアウトするならA4横で2ページ面付けするのが良いと思います。

EPUB版


リフロー型でないので、これまた小さい画面では読みづらいかもしれません。ipadとデスクトップのiBooksで左捲りでスムーズに読めました。わたしはmacだけでしか試していませんが、epubはKindleでも読めるみたいです。ただ、レイアウトの崩れがあるかもしれませんが。OSやアプリの違いがかなりあるようなので、その報告だけでもダウンロードして教えて貰えれば助かります。

※親切なツイッ友さん(←一方的)が、iPhoneであればマンガリーダーのcomic glass、または紀伊國屋の電子書籍アプリキノッピーで左捲りができると教えてくれました。ありがとうございます。

動作確認だけでも良いので、ダウンロードしてみて読めるものかどうかお教え頂けると嬉しいです。

それではよろしくお願いいたします。

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