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【双子離乳食Vol.2】離乳食どうやってあげる?ラクに乗り切る3つの方法(双子子育てストーリーNo.35)

前回は、離乳食初期の準備方法や、状況によっては一時の中断も全く問題ありませんよ、というお話をしました。

今回は離乳食開始から1.5~2ヶ月目にはじめる「2回食」「中期食」についてご紹介します。

実は、私は2回食があまりに辛く涙するほどで一時期1回食に戻したくらいです。そんな辛い体験を他のママにはしてほしくない、との思いから、何が大変なのか?と、ラクになる3つの方法をお伝えします。


1.2回食の何が大変だったのか?

まずは、具体的に何が大変だったのか?を振り返ります。

(1)ご飯の準備に慣れておらず時間がかかる
食材をザクザク切って、調理家電に入れるか、グリルやチン、頑張ってもフライパンで炒める程度の料理が基本スタイルのずぼら私にとって、

ペーストにする、つぶす、小さくする、とろみをつける、などの人生初の作業はとんでもなく苦しく発狂しそうでした。

(2)子どもが安定して座れず終始2人分の支えが必要だった
我が子は早産ということもあり運動機能の発達が少し遅れていました。生後7ヶ月くらいでお座りはできず、椅子に座らせてもグニャリと姿勢が崩れてしまいました。

そのため、ずっと大人が支えるか抱きかかえて食べさせる必要があり、離乳食時間の15分×2人分以上、片手で支えたり抱きかかえながらもう片方の手でご飯を食べさせる必要がありました。

(3)子供が途中で泣き出すことがほとんどんだった
まだ食べることに慣れていない赤ちゃんなので途中で嫌がったり、ご飯が口に入ってくるのが遅く怒ったりして、毎回のように泣いていました。

1人が泣くともう1人も泣き始めたり、泣かずともとても不安そうな顔をしながら食べていました。

こんな調子だったので、

私は汗をかきながら必死に、とにかくなんとか食べさせるために必死にスプーンを2人の口に運び込んで、ご飯が終わる頃には力尽きる

ということを1日2回も繰り返していました。

準備(30分)→セットアップして食べさせる(30分)→ 片付けと次の会の仕込み(30分) 計90分を1日2回、
赤ちゃんの世話に加えてなので疲れるのは当然です。

そして何より、

楽しいはずのご飯が、赤ちゃんも私も全然楽しくない 

ことがとても悲しく涙があふれてきました。
どうにかしなければ、と考え私がとった方法は次の通りです。


2.中期以降の離乳食準備がラクになる3つの方法

(1)大人2人でご飯をあげる

ワンオペをやめるのが一番の方法です。

可能な限り自分だけではなく他の大人にも手伝ってもらってもらえるとよいでしょう。

私は父母か夫の誰かが必ず手伝ってくれるよう依頼し、保育園入園までの約1.5ヶ月助けてもらいました。毎日2回のことなのでスケジュール調整は面倒でしたが、私の身体的負荷は激減して心にも余裕が生まれました。

双子赤ちゃんのお風呂、ご飯はできれば大人2人確保したいので、家族・友人・ヘルパーさんなどに助けてもらえないか検討してみるとよいでしょう。

(2)食事の基本スタイルを決める
あれこれ毎回作ろうとするから大変なのだ、ということに途中から気づきました。そこで、我が家では

「お粥と汁物」を基本スタイルにしました。2品、以上です。

これが意外と楽で、しかもレパートリーもいくつもあり飽きません。

例えば、
お粥には青のり、ゴマ、きなこやベビーフードの野菜系おかずをかけたり、
汁物も具材を変えるほか、和風だし、トマト風味、クリーム系と変えるだけでもバリエーションが広がります。

3回食以降は、3品、最近は4品(!)と増えてきていますが、今でも「お粥と汁物」が基本で、余裕があればこれに+α、なければ汁物の具材を多くしています。

(3)汁物を多めに作って冷凍保存+野菜も新鮮なうちにチンして冷凍保存
双子なので消費スピードも速いです。そのため、お粥は1合、汁物も鍋5~8割程度の量を作って冷凍保存するとよいでしょう

さらにお勧めなのが、

買い物に行った直後など新鮮な野菜があるうちにレンチンか茹でておき冷凍保存しておく方法です。

ほうれん草、小松菜、えのき、シメジなどよくストックしていて、汁物の具材が足りないときに追加しています。

逆にコトコト似た方がうまみがでておいしい食材、たとえばニンジンや玉ねぎや、冷凍するとボソボソになる肉や魚ははじめからスープに入れてしまった方がよいでしょう。

双子離乳食を楽しくラクラク乗り切る方法、いかがでしたでしょうか?
最後はついつい必死に頑張ってしまうお母さんに、食事づくりに対する母の姿勢について考えたことを書いてみたいと思います。
お楽しみに!

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