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【まとめ編】山梨県でのワーケーション⑦

この記事でわかること

ワーケーションをして良かったこととことと良くなかったことがわかります。

良かったこと三選

1. 最低限の家事だけで良くなる

LivingAnywhere Commons(以下LACと略す)やHafhのようなサービスを利用していると部屋の掃除などは施設の管理者が行ってくれます。このため水回りの掃除や共同施設の掃除は不要になります。

もちろん最低限自分の部屋や洗濯などは必要ですが、それでも全ての家事を自分でやらなければならない一人暮らしに比べれば格段に楽です。こうした時間を自分の趣味の時間などに充てられるのは大きいです。

2. 生活にメリハリがつく

1Kの部屋でリモートワークをしていると自分の寝起きする部屋で仕事をしなければなりません。同じようにリモートワークをしている人に聞くとメリハリがつきづらいっていうのは結構聞きます。私自身もギリギリまで寝てから仕事したり、仕事の終わるタイミングが中途半端になることが多かったです。

LACやHafhのようなサービスを使うとワークスペースが自分の部屋とは別で利用できます。大抵は宿泊している施設に付随していたり、近くにあったりします。山梨のLACでは宿から徒歩で10分ぐらいのためちょっとした運動にもなり仕事とプライベートのメリハリがつきやすくなったと感じます。

(ここまでの2つはシェアハウスやソーシャルアパートメントでも同じメリットですね)

3. 所持品への愛着が湧く

この生活をするにあたって荷物をかなり整理しました。その過程で一人暮らしの部屋であっても買った覚えのない物が出てきたりしてびっくりしました。自分が今までどれだけ必要のないものに囲まれて暮らしていたのか驚きました。

今はリュックに入る規模が自分のほぼ全財産です。(スーツなどはどうしても仕事で使う可能性があるため実家に置いてはいます)自分の認識できる範囲で所持品が整理できるようになったため、自分の身の回りのことの多くが制御可能になったと感じます。一人暮らししていた時は自分の部屋でも物が多く、雑然とした気持ちがどこかにありました。これがなくなったのは所持品に対する統制が効くようになったからでしょう。

マネーフォワードなどで資産を管理されている方は多いと思います。自分の財産を把握できていると人生に対して安心したり、統制が取れていたりするように感じませんか?それと同じように所持品も可視化できることは人生に対する統制が取れていくのだと感じています。

そんな厳選した所持品は自分がどうしても必要なものであり、愛着が湧きます。段ボール一箱にしか所持品を入れられないと言われたら、誰だって大切なもののみを入れ、どうでも良いものは入れないですよね?このため私も自分の所持品は全てがお気に入りですし、微妙だと思う物に対しては常に入れ替える機会を探っています。

良くなかったこと三選

1. 睡眠の質が安定しない

寝る環境は施設に依存します。アイマスクや耳栓などである程度はコントロールできても根本的な枕やマットレスはどうしようもありません。こういったサービスは施設によってクオリティがまちまちですし、事前に知ることも難しいです。このためある程度、睡眠の質が下がることは避けられないと思っています。

2. 食事の質が安定しない

キッチンのある施設であっても共同施設での自炊は大変です。調味料や保存用のタッパーなどは用意してあるとは限りません、個別に用意すれば費用がかさみます。シェアして利用できる施設もありますが、みんなが自炊すると自分の希望する時間に調理できなかったり、保存容器を安定して使えないという課題があります。ここも何をどこまで使えるか細かく明記している施設は皆無のため事前に把握することは難しいです。シェアしている施設である以上、行動に制限が伴います。

また自炊ができない施設は外食に頼らざるを得ず、栄養が偏りがちになります。私のように肉・野菜中心の生活をしようとしても大抵の飲食店は炭水化物が中心のため貫き通すことは難しいです。ミックスサラダの売っているスーパーは本当に重宝するのですが、宿泊施設の近くに必ずあるとは限りません。(コンビニのサラダは量が少ないんですよね・・・)

3. 体調を崩した時が大変

ある種、ホテル暮らしをしているようなものなので体調を崩すと頼れる人がいません。これは特に今の時期だと自分で書いていても致命的なように感じますね・・・。頼れるものが自分だけになりますので健康第一で生活するように心がけたほうが良いです。

総評

総じてはやってみて良かったなと思います。今まで会ったことないタイプの人に会えますし、日々新しい発見が得られます。なんとなく今とは違う生活に憧れを抱いている人って多いんじゃないかと思っています。私ほど極端なことはしなくても試しにこういう生活をしてみて自分の合う合わないを探って将来どんな生活をしてみたいか思いを馳せるってのは有意義なんじゃないかなと思っています。

ご愛読ありがとうございました!


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