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コミュニケーションの解剖

こんにちは、いつもnoteを読んでいただき本当にありがとうございます。

今回のテーマは「コミュニケーション」でついてです。

あなたは、コミュニケーション得意ですか?

( ・∇・)「自分、コミュ障だからな…」

このnoteは、そんなあなたに是非読んでいただきたいものになりますね笑!


・コミュニケーションという言葉の由来

コミュニケーションとは、アルファベットに置き換えると「Communication」になります。語源はラテン語の「コムニカチオ (communicatio) 」からきています。コムニカチオ (communicatio)とは、分かち合うこと・共有することを指します。

つまり、コミュニケーションの元々は「分かち合いや共有すること」からきているのですね。

噂話なんかはいい例で、その話の真相そのものに興味がある人は実は少ないです。

大事なのは、その話を共有することで、関係性を作ったり強化していくことにあります。

日本では、古来から大事にされている感覚に「阿吽の呼吸」があります。

阿吽の呼吸の意味は「二人以上が一緒にある物事をするときに相互の気持ちの一致することやその微妙なタイミング、またその間合いを巧みにつかむこと」です。

その微妙な感覚をいかに分かち合えるかが阿吽の呼吸では重要になってきます。


・人間に、コミュニケーション能力は必要不可欠である

ここでコミュ障の方にはなんとも悲報なニュースがあります。人間に生まれてしまった以上、コミュニケーション能力は必要不可欠ということです。

なぜか?

アリストテレスがこのような言葉を残しています。

人間とは、ポリス的動物である。

ポリス的とは、社会的という意味です。

人間は「個」として生きていくことができず、まわりとの関係(家族や社会といったコミュニティ)の中で生きていくことを指している言葉です。

また、人間という言葉も「人"間"」と間という字があります。

人と人との間にこそ、人間的な要素があるのですね。

人と人の間というのは間合いや距離感とも言えます。

コミュニケーションをとるうえでその人その人との適切な距離感を、どれだけ正確につけるか、これが上手な人はコミュニケーション能力が高いといえるでしょう( ´ ▽ ` )ノ


・共有するために必要な2つの要素

コミュニケーションは分かち合いや共有のことを指すというお話をしました。そして、分かち合いや共有するうえで、その人やコミュニティとの絶妙な距離感も重要という話もしました。

分かち合うことが重要です!で話が終わればシンプルなのですが、なんでもかんでも分かち合ったり共有すればいいというものではないのです。

近すぎると、相手が壁をつくってしまうかもしれませんし、遠すぎるといつまで経っても関係性を深くできませんからね。

そこで重要なのは、情報と視点です。

<情報>

情報とは、あらゆる情報です。その人の性格や好きなもの、コミュニティであれば、そのコミュニティの目に見えないルールや文化などです。この情報をいかに多く収集しておくと、コミュニケーションをとるときに非常に便利です。

「この人は、こういうのが好きだから」

「あの人は、ああいう行動が嫌いだから」

「このコミュニティでは、○○するのはタブーだな」

そういう情報を少しでも多く頭に入れることができれば、コミュニケーションを円滑にしやすくなります。

ただ、この情報収集は考える時の材料にすぎません。冷蔵庫の中にたくさんの食材があれば、色々な料理ができますが、食材だけでは料理はできません。食材は調理する必要があります。

コミュニケーションにおいて、そこを担うのが"視点"です。


<視点>

「この人は、どうしたら喜ぶだろうか?」

「この会社の社長は、なにを経営課題に考えているだろうか?」

「彼女は、なにをしたら不機嫌になってしまうだろうか?」

このような"相手の視点"に立てるのかが重要です。

膨大な情報をどんな視点でとらえるか考えて、調理することで、相手やコミュニティとの関わり方を決めていくと、コミュニケーションが円滑にまわるでしょう。


・最後に

いかがだったでしょうか。

まとめますと、こんな感じですかね。

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もし、あなたが人間関係やコミュニケーションにおいてなにか悩んでいるのであれば

・人やコミュニティと、分かち合いや共有はできているか?

・間合いや距離感が近すぎないか?遠すぎないか?

・どれだけ情報を把握できているか?

・相手の視点に立って考えているか?

このような問いを立てて考えてれば、劇的にコミュニケーションが円滑になるかもしれませんね( ´ ▽ ` )ノ



本日も最後までnoteを読んでいただき本当にありがとうございます(^^)



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