農園での時間をスタートさせた日のこと
2020.4.7 【農園開き】
“初めてココに足を踏み入れた日”
車を降りて、
ひとしきりの荷物を背負って、
自分達の小屋へと向かう。
道中、歩くたび足元からはサクサク音と、
上から降るのは鳥の鳴き声。
(ピーヒョロヒョロってなんの鳥?)
ぐるっと回っても周りは山と川しかなくて、
それだけでニヤっとした。
1時間に一回なる汽笛と、
すぐそばを走る電車の音。
向こうのほうで畑をするおじいちゃんと
ゆったり流れる時間。
ロケーションが優秀すぎるじゃない。
小屋の年季から、
これまでの歴史と、引き受けた感を
勝手に感じる(笑)
一間で、流し台と窓があるだけの部屋。
電気さえ通っていない部屋。
充分じゃないか!!
木の、ちょっとジトッとした匂いと、
隅っこに落ちている謎の虫。
充分じゃないか!!
掃除の休憩に小屋から出て、
畑の隅で乾杯をした。
(この乾杯の日を夢見ていた✨)
先ほど書いた、
優秀なロケーションのもと椅子を広げ、
チタンカップで飲むコーヒーは、
体の内側から出てくる高揚感も合わさって
とびきりに美味しかった。
格別に美味しいってやつ!
温度もそのままを感じられるから、
(電気ないから)
この日は寒さが終了を告げました。
(震えながら帰る)
そんな初日👩🌾
お気づきかもだけど、
決して農作業をスタートさせた“農園開き”ではなく、この地に降り立った事を意味する
“農園開き🤗”のキロクでした✍️
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