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1周回って「金持ち父さん貧乏父さん」を読むと面白かった

気づきを3つ示す。
1.資産と負債。
2.会社での昇進。
3.マネーリテラシーの高め方

1.資産と負債
この本の中で最も重要な項目はこれ。
資産と負債の違いを理解するという事。
この理解ができていないと、基本的には負債が膨れ上がり、貧しい状態となり続ける。
なぜか。背景から簡単に示す必要がある。
資産=収入となるもの
負債=支出となるもの
このような定義となる。
そのため、持ち家など、
支出を生み出すものは負債と定義される。
まずは、資産を買うためにお金を使う事、
このシンプルかつ重要な原則が書いている。

2.会社での昇進
金持ち父さんでは、あえて「ギリギリの報酬で働かされている人」の描写がある。これは、会社で働く私たちのことが比喩されている。
経営層の立場では、いかに定着率をキープすることのできる水準で、ギリギリの給与を払うか、ということを考える。
なぜなら、人は目の前の「インセンティブ」で動く。会社の支出と収入を最適化しようとすると間違いなくこの力が働く。
これは恐怖と欲望の2つが原動力となっているんだ。
昇進の制度は会社の中で、人の本能をくすぐり、留めどきながらより努力させるための制度である。妄信的におっても、その先に自由はない。

3.マネーリテラシーの高め方
基礎が最も重要である。
会計学について学べということが書いてある。
この学問を学んだ経験のある人はあまりに少ない。であるから、収入をどうしたらあげられるか?ばかり考え、支出のケアや、学ぶという発想にならない。
マネーリテラシーを高めるには
数字が何を示しているかを知る、ことが重要。
そのためには、税金、投資、貯蓄等お金に関する知識を地道に身につけていくことが、具体的なアクションとなる。非常に明確。

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