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Teddy Riley と K-POP

 私は昨年ごろからR&Bを積極的に聴くようになりました。特に好きなのがニュー・ジャック・スウィング(New Jack Swing、以下NJS)で、Spotifyで色々プレイリストを探しては聴いています。
 さてNJSといえば生みの親、テディー・ライリー(Teddy Riley)がK-POPの多くを手掛けていることをみなさんご存じでしたでしょうか?

テディー・ライリーとは?NJSとは?
 テディー・ライリーはアメリカ合衆国出身のミュージシャン、プロデューサーで、数多くのアーティストのプロデュースの傍ら自身も「Guy」「Blackstreet」のメンバーとして活動していました。彼が確立したNJSは、ヒップホップとR&Bを融合させた当時としては斬新なスタイルで、1980年代後半から1990年代前半にかけて流行しました。マイケル・ジャクソンの1991年のアルバム『Dangerous』の制作にも関わっています。

  彼の公式サイトには

 Teddy Riley is the first African American music producer from the U.S. to produce K-Pop (Korean Pop Music) and bring it to America. The hitmaker spends part of the year working in Korea with S&M Entertainment for their top recording artist in his studio in Seoul, Korea. (Official website of Teddy Riley)

と記載されており、おそらく韓国の大手事務所SMエンターテインメントとタッグを組んで楽曲提供をしていた時期があるようです。

 それではその楽曲たちをいくつか紹介したいと思います。

①少女時代 -The Boys(2011)
 少女時代が欧米進出をスタートさせたアルバムのリード曲です。ひとりひとりの高い歌唱力が充分に生かされたパワフルな一曲です。

②RaNia - Dr. Feel Good(2011)
 印象的なトラックとそれに乗せられた歌声とダンスがなんともセクシーでずっと頭に残ります。

③SHINee - Beautiful (2013)
 ダンスミュージックのような爽やかなポップスです!

 ちなみにSHINeeといえば『1 of 1』がNJSを取り入れた楽曲でこちらもおすすめです。MVもかなり90'sを意識しているように感じます。

④f(x) - All Night (2014)
 非常にNJSのテイストを感じられる一曲です。パフォーマンスの衣装もなんだかレトロで雰囲気がありますね。

⑤SUPER JUNIOR - Mamacita (2014)
 スペイン語のタイトルのようにラテンのテイスト漂う一曲。MVは再生回数1億回を突破しています。

⑥EXO - CALL ME BABY (2015)
 流石ダンスのキレが半端ないですね…重めの打ち込みが特徴的な一曲です。

⑦Red Velvet - Somethin Kinda Crazy (2015)
 ゆったりとしたテンポの曲で、ついついこの曲を聴いていると身体が左右に動いてしまいます。

(2021/08/17追記)Red Velvetは8月にカムバックしました!カムバック前にSNSで行われたスペシャル企画「Queens Mystic General Store」のオープニング映像にこの曲が使用されていました!

⑧東方神起ーSmie (2015)
ファンキーなビートですが、どこか聴いていると落ち着く多幸感溢れる一曲です。


 いかがでしたでしょうか。今回をきっかけに2010年代前半のK-POPを改めて聴きましたがやはり良曲ばかりですね!テディー・ライリーのおかげで初めて聴くことができた楽曲も多くありました。今回紹介しきれなかったテディー・ライリー提供曲も含めたプレイリストを作成しましたので良かったらチェックしてください!
 最後まで読んでくださりありがとうございました!


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