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米大学部留学ブログ秋学期Week3

10月6日(金)Vol 10

秋学期3週目。もう新学期が始まってから大分経っているように感じるが、まだ半分も過ぎていない。最初の2週間は勉強面ではあまり忙しくなかったが、3週目になってじわじわと忙しくなってきているのを実感した。
2年生のこの時期は、考えなくてはいけないことが沢山ある。授業の内容に加えて、課外活動(研究室)や部活、来夏のインターンシップ、来年度から住むアパート探しなどだ。全てに十分な時間を割くことができず、苦労する日々が続いている。

私は大学の日本人会に所属しているが、なんと先月、和太鼓の世界チャンピョンの方から、大学で演奏をさせてもらえないかという連絡をいただいた。その方は岐阜県出身の方なのだが、ご家族でアメリカに移住し、1000回の公演達成を目指して全州を車で回っているのだそうだ。大学での公演日までにあまり時間がなかったので、至急演奏ができそうな教室を押さえ、幹部の人に協力をお願いして宣伝した。今週の平日の午後に公演があり、なんとか人を集めることができた。当日にご家族と待ち合わせし、演奏準備をお手伝いする。ご家族はとても気さくな方で、演奏前にお話しをしたり、一緒に写真を撮っていただくことができた。本番になるとガラッと空気が変わり、静けさが教室に広がる。そこに、和太鼓の音色が響きわたる。和太鼓のパフォーマンスを間近で鑑賞するのは今回が初めてだったが、力強い音と繊細なリズムが心地よく、和太鼓以外の和楽器の演奏もあり、それらが聞いている人に「日本らしさ」を正面から訴えているように感じられた。中でも特に驚いたのが、私より10歳以上年下の3人の息子さんが堂々と演奏していたことだ。彼らの演奏が微笑ましくも、テクニックが圧巻だった。聞き入っているとあっという間に演奏が終わってしまった。わざわざ私の大学まで演奏しにきていただけたことがとても嬉しかったし、微力ながら目標達成の手伝いをさせていただけたことは光栄だった。

公演後、10年前にバイオリンの演奏をホールでしていた時のことを思い出す。私はその頃、この子達のように堂々と演奏できていただろうか。記憶にある限り、私は自分の番になるまで手が震えていたし、お客さんを見ると緊張で思い通り演奏できなかった。この子達は、その年齢からアメリカ中を周り、堂々と演奏する練習を積んでいる。大人になったら、どんな演奏をする人になるのかなとワクワクする。今回はありがたいことに大学に無償で来ていただいたので、次はご家族の公演に足を運んで、もう一度演奏を聴きに行きたい。

今週の思い出

  • 和太鼓

  • アパートの内見x2

楽しい電子工作の授業

一言

今日の最低気温が9度だった。気温差が激しくて皆んな風邪ひきそう、

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