2021年12月の記事一覧
12月読んだもの観たもの
石沢麻依『貝に続く場所にて』
小説。さまざまなモチーフがゆるく複雑に絡み合っている。絵画と惑星のモチーフによって感染症と共にある現在と、野宮のいた過去が結び合わされて、死を中心に様々な記憶が揺らぎ、時間の境界を溶かし蜃気楼のような世界をゲッティンゲンに作っている。
場違いな「物」の存在が、シュールレアリスム絵画と、津波の後の風景と、森の中のトリュフ犬の発掘物と結びつくところなんかがすごかった。チェ
11月読んだもの観たもの
写真は、Twitterで見かけてすっきぃ…！！！となったasahiさんが、コミティアで発売していた漫画。コミティアには行けなかったので、通販で買った。うれし〜。
今月の記録はなんか文字が無限に多くなっちゃった。
フランク・ハーバート『デューン 砂の惑星』上
小説。映画で『DUNE』を観たので、原作も読んでいる。おもしろい。小説はベネ・ゲゼリットの能力の一つである相手の内心を読み取る技術が中心要素