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【詩】 炭酸の泡



浮かんでは消え




浮かんでは消える思考。




言葉にならなかった




想いの数だけ




臆病になってしまう。




沈黙を破れず




ゆらゆらと逃げ続けても




割れてどこかへ消えてしまう




泡にはなれないから




ストローを咥えてごまかす。




甘ったるいだけの




気の抜けたコーラのような生活は




もう終わりにして




共に生きる努力をしよう




なんて考えている事も




きっと言えずに




あなたが先に口を開いて




泡のように消えてしまうのだろう。






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