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東京都立大学MBA入学体験記(学費)

今回は都立大BSの学費について、ご紹介したいと思います。

■国内最安の学費
都立大BSの授業料は2年間の総額で1,323,600円となります(東京都民は1,182,600円)。

内訳は以下のとおりです。
入学料:282,000円(東京都民は141,000円)
授業料:1,041,600円(520,800円×2年)

他大学院と比較するために、1年目に払う総額である初年度納入金(入学料+授業料1年分)を見てみると、都立大BSは都民以外が802,800円、都民だと661,800円となります。

NIKKEI STYLE(2020/10/31「大人の学び直し」)によると、MBA全体の初年度納入金の平均は1,352,000円ですので、都立大BSがいかにリーズナブルであるかが分かります。

尚、授業料は、年2回(前期・後期)それぞれ年額の2分の1を納入します。納入方法は、原則、口座引き落としです。

■東京都に住んでいなくても都民割引の対象になるかも
上記のとおり入学料が半額になるお得な都民割引(通称)ですが、入学する学生本人が東京に住んでいなくても適用になる可能性があります。

【都立大ホームページから抜粋】
「東京都の住民」とは、本人又はその者の配偶者若しくは一親等の親族が、入学の日の1年前から引き続き東京都内に住所を有する者をいい、この認定には、大学が配付する「住民票記載事項証明書」による区市町村の証明が必要です。

簡単に言うと、親や子供が東京都内に住んでいればOKということです。少し可能性が広がりますね。


■教育訓練給付制度で更にお得に

都立大BSは一般教育訓練給付制度の適用対象となっています。受講費用の20%(最大10万円)がハローワークから支給されるため、さらに割安になります。


■その他に掛かる費用

その他に掛かる費用を思いつく限り、挙げていきます。

・入学考査料:30,000円
入試を受ける際に支払う費用となります。

・テキスト代:10,000~80,000円くらい?
入学してから購入するテキストや参考図書の費用です。都立大BSではほとんどの授業で先生がレジュメを作成してくれますので、実はあまりテキスト代は掛かりません。(ただし、たまに先生の著書を買ったり、有料のケーススタディを購入したりすることがあります。)
私は自主的に興味がある書籍を購入して、授業の理解に役立てていますが、それでも入学から1年半で50,000円は掛かっていないと思います。

・交通費:人それぞれ
職場(自宅)から丸の内サテライトキャンパスへの交通費です。学割がききます。

・その他
同窓会に入る方は会費の支払いがあります。数千円程度です。


尚、上記は2021年8月時点の情報のため、入学検討の際は必ずご自身で最新情報をご確認ください。


いかがでしたでしょうか。意外と手の届く範囲でMBA取得が検討できるのではないかと思います。都立大BSは学費が安いというだけではなく、カリキュラムの品質もかなり高いと思いますので、コストパフォーマンスという意味でも魅力的と感じています。入学検討の際はご参考ください。

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