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ARコンテンツを作りたい!けど、ARって何??

こんにちは、「Experience×Technology(体験×技術)」の前川原です。
今回は近年見ること、体験することが多くなった、AR解説をしていきます!


ARの定義

ARとは「Augmented Reality(アグメンティッド・リアリティ)」の頭文字を取っていて、
日本語では「拡張現実」を意味します。
簡単にいうと、デバイスを利用して現実世界にデジタル情報を重ね、
世界を拡張する技術のことです。

ARの具体例

ARの定義で簡単に…と言ったものの、いまいちピンと来ないですよね。
どんなものかという具体例を上げると、
「ポケモンGO」「Snow」がARコンテンツとして広く普及しています。
スマホやタブレットのデバイスを使用して、
・現実世界にポケモンの世界を重ねる
・現実の自分の顔にエフェクトを足したり、音楽にあわせて動く
などという技術は、まさに「拡張現実」です。

ARの起動方法

ARの起動方法は大きく分けて3つあります。

①マーカー型

ポスターや画像、イラストなどマーカーになるものを決め、マーカーをカメラで読み込むと起動するARです。

◆事例:スタジアム看板×スペシャルARゲーム
https://www.rakuteneagles.jp/news/detail/00004523.html
※すでに終了しているコンテンツです

QRコードを読み込んだあと、スタジアムの看板(マーカー)にカメラを向けると、ARゲームが起動+選手からのメッセージを見れるコンテンツです。
画像やイラスト、建物や顔などもマーカーとして認識出来るようになったので、
オリジナルマーカーを作成するコンテンツやイベントも増えてきています。

②平面認識型

現実の机や壁を認識することで起動するARです。
◆事例:今年春にスターバックスが実施した『さくら AR 2023』
https://twitter.com/Starbucks_J/status/1625725590853812224?s=20
※すでに終了しているコンテンツです

QRコードを読み取り掲示されているポスターや平面にカメラを向けると、
ポスターの絵が動く、クマがさくらをもって踊る、さくらの木が登場する…など春満開の楽しいARで、SNSを中心に話題を呼びました。

③位置情報型

スマホなどの端末の現在位置をGPSで取得して、取得場所に応じたARコンテンツを表示させるARです。

◆事例:ゲーム会社タイトーがAR位置情報ゲーム
「スペースインベーダー ワールドディフェンス」2023年7月18日配信開始

https://spaceinvaders-wd.com/index_jp.html

スマホのカメラ越しに見える街にスペースインベーダーが襲来。ユーザーはスマホを操作しつつインベーダーを打ち落とすゲームです。
プレイする場所や時間、天候によってステージが変化します。

位置情報型は、①マーカー型や②平面認識型が使えない屋外でもGPS座標をもとに合成できることが大きな特徴です。

組み合わせも可能!!

ARの起動方法で紹介した3つは、組み合わせて使用することが可能です!
弊社で開発、銚子電鉄/ひたちなか海浜鉄道で実施した「海鉄AR」は「①マーカー型+③位置情報型」を組み合わせたARコンテンツです!

◆海鉄AR
https://umitetsu.jp/about_ar.html

電車を走る視聴覚室と題し、駅に置いているチラシや車内に掲示されているQRコードを読み込むとARコンテンツが起動(①マーカー型)。
位置情報を登録した地点を通過するとコンテンツが切り替わるようになってます(③位置情報型)。
電車に乗りながらARを通して各路線、周辺地域の歴史や関わりのある生物や名所を学ぶ事ができ、夏休み期間には多くの子どもたちに遊んでもらえました。

最後に

先ほど紹介した海鉄ARの他に、ショールーム向けAR、町おこしAR、ぬりえARなど、
様々な実績があります。
ARコンテンツを導入してみたいけど、どうすればいいの?という方いらっしゃると思います。
弊社では企画、設計、コンテンツ制作まで一貫して対応可能です!
些細な事からでも、気になる事があれば是非ご相談ください!


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Experience×Technology(体験×技術)

執筆者:前川原
ディレクター
テレビ業界でADを経験したのちにフラッグへ転職。
趣味はゲーム、空を見る、理想の物件(間取り)を永遠に探すこと。
(近況:堺雅人主演のドラマ「VIVANT」にハマりました)

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