Mrs. GREEN APPLE の 大森元貴
ただの 大森元貴。
ただの、大森元貴へ。
あと100日もすれば、貴方を好きになって一年になる。過ぎる日々は鮮烈で、あっという間だった。私は最強で始まった「原キー!?」の恋だから、その出会いに涙も、私の人生においてのターニングポイントも無い。ただ、同じ年月を生きた人間が、こんな不器用そうな人間が、私にわかる言葉で歌っていた。私にわかる言葉を使ってくれる人に出会えたのは、久しぶりだった。
そうして、初めての貴方の誕生日が近付いて
それは未来では沈み海底都市と呼ばれるATLANTISが、栄えていた時間。
祝典だから遊びにおいでよと誘われるがままに、夏の暑さか、彼らへの愛情に身を焦がした二日間のお話。
それは神殿だった。
【ANTENNA】
こんなにもワクワクするイントロがあっていいのだろうか。もう現世では巡り会えない海底都市、モールス信号が受信出来た人間だけが導かれる祝典始まりの曲。
Boys and Girls とお呼びがかかる。
きらめいた衣装、メイク、風に撫でられる髪、全てが美しかった。彼ら