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家を買うと決めてから、家族は毎日未来を見ている。

物件をネットで見つけてから半年、不動産売買契約をしてから3ヶ月が経ちました。6月にリフォーム完了予定なので引っ越しまであと3ヶ月です。

コロナの影響でまだまだいろいろありそうですが、リフォームの折り返し地点です。ここまで振り返ってもわからないことだらけで大変でした。でも楽しいという気持ちが上回っているかもしれません。いつも頭の中には家のことがありました。

家を買うこと、住宅ローンのこと、助成のこと、詳しくないインテリアのこと、家事を楽にするにはどうしたらいいかなど、調べれば奥が深く、正解のないこともあり苦労しました。でも、このことをまとめたいと思ってノートに書き始めました。

まだ、折り返し地点ですが、家を買うことを通して私は二つのことに気づきました。

・壁にぶち当たってもやり方を変えて前に進むことができた。
・家族との会話は未来の話ばかりになっていた。

そもそも、「家を買いたくない」という夫がベルリンの壁レベルの壁でした。鉄壁と辞書で調べたら例として夫の写真が掲載されてる気がするくらいでした。その壁を壊して前に進むのに何年もかかりました。真っ向勝負したこともありましたし、諦めた時もありました。夫が買いたくない理由を理解することが第一歩と気づくのに本当に時間がかかりました。理由がわかって夫の立場に立って考えて、前へ進む方法を考えました。

夫が買いたくない理由

戦争、冷戦、そして対話へ。

リフォームの話とは思えませんが、本当にそうでした。

少しずつ夫の心も動いていたということにも気づきました。私は買いたいということをいろんな角度から言っていました。夫はうるさいな、しつこいな、と思っていたと思います。その意思は揺るがず、より頑固になっているかのように見えていましたが、どこかで気になっていたのだと思います。

FPと相談しようと話した時も、会社の福利厚生で無料で相談できるからと、予約してくれたのは夫でした。

諦めず言い続けること、思っていることは心の中に溜めず表現し続けることも大切だと思いました。そして、相手のことを考える、そこが最も重要であることにも気づかされました。

もう一つ大きく変わったのは、家族との会話でした。自然と未来の話ばかりになっていました。

家を買ったら、どんな猫を飼いたい?
お部屋のカーテンは何色にしたい?

たわいもない話ですが、とても盛り上がります。未来の話はとても楽しいのです。

私は近い未来だけではなく、その先も考えていました。結婚がゴールではないのと同じで、家を買って住むことがゴールではありません。

未来を想像するとたくさんのネガティブなこともでてきます。例えば一軒家になることで、ゴミ出しは24時間できませんし、近所との関係も面倒かもしれません。広くなると掃除が大変かもしれないし、一家団欒が減ってしまうかもしれません。古い家のメンテナンスはお金がかかるでしょう。

「家族で幸せに暮らす」

それにはゴールなどなく、日々、試行錯誤してその時ごとに答えを導き出さなくてはいけないのかもしれません。

少し話がそれましたが、新しい家での生活で起こりうる問題をできるだけ想像して、リフォームで解決できることはしておきたいという気持ちでリフォームをすすめました。

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