龍が如く【ゲームタイトル勉強会】 #52
「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信しています！
実際の配信のアーカイブはこちら↓
配信のアーカイブはこちら↓
本日の主な参加者
ふみいち
十両
にくまんおとこ
アロエリ
かがみ
regtan
Dice
その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様
1.なぜこのゲームにしたのか
ふみいち
リメイク作品が発売したからですよね。
にくまんおとこ
「極」がついたタイトルはリメイク作品なんですね。それも知らなかった。
2.プレイ勢・未プレイ勢
・プレイ済み
ふみいち
視聴者 3名
・未プレイ
かがみ
にくまん
アロエリ
十両
視聴者 4名
十両
こんな事いうと怒られるかもしれませんが、昔はシェンムーの続編かと思っていました
ふみいち
ちょっと分かります！セガですし。
十両
あとスピンオフが沢山でてるイメージがあります。
アロエリ
「北斗が如く」とかもありますよね。
Twitter視聴者 コメント
続編が出るまでの期間が短いから未プレイだけど・・・ってのが多くなるのかな～？
3.ゲームの基本情報
タイトル名（初代）
龍が如く
発売日（初代）
2005年12月8日
4.メーカー
パブリッシャー
株式会社セガ
デベロッパー
株式会社セガ
5.配信ガイドライン
ふみいち
基本的にはゲーム配信OKだけど、ネタバレは気をつけてねという感じですね。
にくまんおとこ
詳しくはソニック・ザ・ヘッジホッグの回でみましたね
6.どんなゲーム？
・ジャンル
初代～龍が如く6：アクション・アドベンチャー
龍が如く7：ドラマティックRPG
ふみいち
みなさんの思う龍が如くシリーズの主な特徴を教えてください！
未プレイの方は質問をしてください！
・特徴（配信中の聞き取りによる）
・有名人をモデルにしていて、声もその人が当ててる
・画面内に英語が少なく、難しい漢字が多い
・コマンド内も全部日本語
・殴り合いがメインですね
・寄り道要素やミニゲームが多数
・実在する俳優がそのままモデルになって出てくる
・ヤクザがとにかくかっこいい
・ゲーム内で出てくるキャバ嬢のモデルオーディションをやってる
・おじさんが泣けるゲーム
・Vシネ感
・ドン・キホーテとか実在する企業がでてくる
・タイアップ商品もありますね
7.「龍が如く7」だけRPG
十両
龍が如く7だけRPGってどういう事ですか？
ふみいち
龍が如く6までは、街中であった敵をそのままシームレスに殴る、蹴る、物をぶつけるというアクションを行う事ができるゲームだったのですが、龍が如く7はシンボルエンカウントで、尚且つコマンド選択式のドラクエみたいな戦闘システムになったんですよね
Twitch視聴者 コメント
ちなみに、次回作の龍が如く8もRPGになります
十両
ゲーム画面を見てると出てくる、あの赤とか青のオーラみたいなのは何ですか？
超能力的な物がある世界なんですか？
ふみいち
超能力がある世界感ではありませんね。
Twitch視聴者 コメント
演出的なものです。龍が如く7のバトルは、主人公「春日 一番」の妄想が入ってます
Twitch視聴者 コメント
春日一番にはそう見えてるんです
十両
おお。それは面白いですね。
8.ドン・キホーテとか実在する企業がでてくる
Dice
ドン・キホーテとか実在する企業がでてくる
ふみいち
基本的な舞台となっている「神室町」という町は新宿・歌舞伎町をモデルにした架空の街なのですが、かなり実際の歌舞伎町に忠実に作られていて、中には企業コラボによって実際の店舗がそのままゲーム内でも存在しているんですよね。
れぐたん
何年か前の大雪でバッティングセンターがニュースに出ててあれか！ってなりました
十両
舞台はずっと神室町（新宿）なんでしょうか？
Dice
リーズ通して歌舞伎町は出てきますが龍が如く2だと道頓堀だったり、龍が如く3は沖縄も出てきます。
龍が如く3やってたので沖縄に修学旅行いったとき国際通りは迷わず歩けました
Twitch視聴者 コメント
あと、ゲーム内でパチスロのミリオンゴッド（ハーデスだったかも）が打てますよね
Twitch視聴者 コメント
龍が如く6はコンビニの中でもバトルできて、店内が破壊されたりするという
Twitch視聴者 コメント
キャバつくができるゲーム。
Twitch視聴者 コメント
麻雀もできるしミニ四駆もできるしスロットもできる
ふみいち
ゲームセンターで昔のセガのゲームがプレイできるんですよね。
Twitch視聴者 コメント
バ―チャ２と５ファイナルショーダウンができる。
Dice
セガのみならずシリーズによっては太鼓の達人もあります
Twitch視聴者 コメント
バ―チャができる
Twitch視聴者 コメント
カラオケとかもありませんでしたっけ？
Twitch視聴者 コメント
音ゲーもあったかも
十両
なるほど。ミニゲームが沢山あるんですね
9.シリーズを通して、ストーリーはつながりは？
Twitch視聴者 コメント
シリーズ通してストーリーのつながりはありますか？
ふみいち
龍が如くの正式ナンバリングタイトルや一部のスピンオフに関しては同じ世界で起こっているお話という事になっていたと思います。
ストーリーのつながりもあります。
にくまんおとこ
ナンバリングタイトルも初代～龍が如く6までと、龍が如く7では主人公が変わるのですが、ストーリーはつながってるんですよね。
ふみいち
「龍が如く維新」は、龍が如くのキャラクター達が、幕末を舞台にしたお芝居をしてくれているイメージですね。
Twitch視聴者 コメント
なので、先祖とかではないのでストーリー的につながっているというわけではありません。
ふみいち
クロヒョウは、神室町の地下に闘技場があって、そこで成り上がるストーリー。
「龍が如く OF THE END」という異色作品もありますね。
神室町がゾンビに支配されてしまって、主人公と、歴代の敵達が協力して、ゾンビと戦う話ですね。
Twitch視聴者 コメント
ヤクザVSゾンビ!!
10.人の生き死にはありますか？
Twitch視聴者 コメント
人の生き死にはありますか？
Twitch視聴者 コメント
普通に死にます
Twitch視聴者 コメント
主人公は敵を銃で撃ったり刀で切ったりしてますが絶対に殺しはしてません
Dice
また、主人公は敵を2階から投げたりしますが殺人はしません
11.シリアス？コミカル？
十両
ストーリーはシリアスですか？7の主人公はコミカルにみえますが
Twitch視聴者 コメント
基本的にはシリアスですね
ふみいち
だからこそ、間に入るシュールな表現が光るというか。
にくまんおとこ
龍が如く7に関しては、主人公がかなり根明なので、コミカルな要素もありますね。
Dice
ミニゲームとかの桐生さんはコミカルですよ
にくまんおとこ
え、そうなんだｗ
Twitch視聴者 コメント
ゲームでキャバクラ行けるので、おじさんには人気ですよねｗ
Twitch視聴者 コメント
警察的な要素もあるんですかね？
Twitch視聴者 コメント
警察サイドの要素はないです
ふみいち
ただ、それによってGTAのように警察が追いかけてくるような事はありません。戦闘のきっかけは基本的に街でチンピラに絡まれているだけなのでｗ
regtan
コンビニのレンジに敵の頭突っ込んでチンするとかはありますけどぎりぎりセーフっぽいですね
12.公認ストリーマー
ふみいち
公認ストリーマーがババーンとサイトに乗っているのも珍しいですね！
Dice
ついこないだできたばっかですね
龍が如く公認ストリーマーとは、龍が如くスタジオが公認する動画配信者です。
『龍が如く』シリーズの楽しさや魅力について、動画を通じて発信頂けるストリーマーを募集します。
今後は動画を配信頂くだけでなく、『龍が如く』シリーズを一緒に盛り上げて頂けるようなお取り組みも考えておりますので、
龍が如く公認ストリーマーへのご参加、お待ちしております。
Twitch視聴者 コメント
これ、色んなタイトルでやってるんだけど、選定の基準やら何やらが謎過ぎてトラブルが頻発してるみたいですけどね
Twitch視聴者 コメント
PSO2NGSの公認は公式ページで発表のみ らしいです、メールとか連絡来ないらしいです
ふみいち
「よくある質問」を読んでみると、とりあえずやってみよう感が若干ありますね。
「はい、あなた公式ストリーマーです。盾上げます。頑張ってください」みたいな感じで終わっちゃうと、配信者側が思っていたほど公式ストリーマーの事を企業が宣伝してくれなくて、公式ストリーマー側にメリット少なかったり、企業側も意外と思ったような効果が生まれず、両者にとって全然思っていたような事にならなかったりするケースも結構あるので、そうならなければいいですね。
13.全自動のバグ取りシステム
ふみいち
龍が如くはCEDECの常連でして、切り口は毎回「どうしてこのクオリティの作品を毎年だせるんですか」という内容がほとんどです。
その技術的答えの一つのが例えばこれですね。
十両
これは夢のツールじゃないですか！
ふみいち
その他にも、色や雰囲気などを指定すると自動で看板を作ってくれるシステムなども開発していて、セガのゲーム開発技術における意識の高さが伺えますね。
14.感想
十両
ほとんど知らないタイトルだったので、舞台の作り込みがすごいんだなっていうところに感心しましたね。
お店とコラボして店の中身までちゃんと作るゲームはなかなか無いと思います。
このまま東京を作りつくして東京歩けるようにしたらすごく面白そうだなと思いました。
アロエリ
結構実況とかで観たことはあるのですが、ストーリーが面白いというのは知っていたのですが、看板の話は面白かったので、セガのCEDECの発表が気になりました。
今後は注目してみたいでうすね。
にくまんおとこ
ＲＰＧにしたのは、ドラクエど真ん中世代に刺さりやすい形をさがしての事なのかなと思いました。アクションゲームは年齢を重ねるごとに大変になりますからね。指痛くなるｗ
ロゴの文字が龍が如く7になってゴシックになったのは、主人公が変わった事もありイメージをチェンジしてるのかなと思いました。
かがみ
遊び心がある作品だなと思いました。街の再現もそうですし、ミニゲームの多さ、グッズも色々展開していたりして、遊び心が根底にあるゲームなんだろうなと思いました。
また、その辺のメタバースのプロジェクトよりもよっぽどメタバースしてるんじゃないかなと思いました。
Twitch視聴者 コメント
最初は作ってる人の風貌までヤ◯ザだなぁと思ってました（笑）ここまで長く続くシリーズになるとは思いもよりませんでしたw個人的にはなんでも出来るゲームが苦手なので手は出さない可能性が高いですが、日本の極端な文化を世界に広めるために長く続いてほしいです（笑）
Twitch視聴者 コメント
改めて凄いタイトルだと感じましたので、今後も期待してやっていこうと思います。
Twitch視聴者 コメント
セガの看板タイトルになるまで成長しましたね
Twitch視聴者 コメント
維新の購入を検討しておりましたが、現代を舞台とした作品にも俄然興味が沸いてきました。ありがとうございました。なんとなく「シェンムー」と「街」の要素があるのかなあという印象はずっと持ってました
Twitch視聴者 コメント
ストーリーが面白いので、お話だけでも追いかけたいと思いました。技術にも注目して、業界向け情報も見ようと思いました
Dice
レイ済みが意外と少なくてびっくりしました。最近の作品はあまりさわれてなかったので、今日話しててやりたくなってきました。
Twitch視聴者 コメント
チャットせずに聴いておりました。名前を聞いたことある程度のゲームでしたが、制作の情報など、本当に興味深かったです。
Twitch視聴者 コメント
今までは、新作を買ってまでは・・って思っていた作品ですが、バグ取や広告の自動化等、作る側の最適化システムの構築もすごいんですね。 だからこそ、この出演者とこのクォリティであるにも関わらず、このペースで販売できるんだと思います。 作品としては私的にはそんなにとは感じていたのですが、制作側のシステム等も含めて考えると、ゲーム業界はまだまだ光が当たってる事を実感しました。 今年はPS5を手に入れれそうなので、この作品もプレイ候補に入れたいと思います。
regtan
沖縄の国際通り初見だったはずなんですがこのゲームのおかげでマップなしで観光できました。マップの作りこみ含めて色々な細かいところまで作りこまれた作品でなかなか他にないなと思います。
Twitch視聴者 コメント
街を散策するのが好きなので最高のゲームです。因みに5では名古屋にも行けます。
Twitch視聴者 コメント
PVを見て思わず雰囲気に吸い込まれましたが、演技力も光るなと思いました。声を低く抑えて喋るシーンがすごかった。技術面では全自動バグ取りを作るあたり、他のソフトウェア開発では使えないのかな？と思ったりもしました。
ふみいち
DiGRAの年次大会が今日ちょうどありました。
その中で運営の話がありまして、属人的になってしまうとどんなに良い仕組みでもなかなか続いて行かないよねという話が出ました。
龍が如く＝名越さんというイメージがありますが、名越さんはもうSEGAにはいませんよね。
それでも龍が如くはこれからもまだまだ続いくようです。
これは、SEGAがナレッジの共有とか、自動生成など属人化しない仕組みをしっかり取り入れているからなんだろうなと思いました。
次回 研究予定のタイトル
2023年3月4日（土）「Life is Strange」
次回はかがみさんがLife is Strangeを紹介してくれる特別回です！
この様子はふみいちのTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください
以降のスケジュール予定（急遽変更される可能性もあります）
・3/18 しんちゃんさんプレゼンツ バーチャルコンソールが閉店する前に買っとけスペシャル
・3/25 休み
近藤史一ゲーム研究会では
一緒に "ゲーム研究" をしてくれる仲間を募集中です。
ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
もちろんただ "仲間に入りたいな" "ふみいちを応援したいな" という方も大歓迎です。
近藤史一／ふみいち
1985年，愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ，2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや，ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ，日本デジタルゲーム学会広報委員を務め，自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。
※記載されている会社名・製品名・システム名などは、各社の商標、または登録商標です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？