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ソニック・ザ・ヘッジホッグ【ゲームタイトル勉強会】 #40

「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓

ソニック【ゲームタイトル勉強会】 #40 配信アーカイブ

本日の主な参加者

その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様

1.なぜこのゲームにしたのか

なぜこのタイトルにしたんでしたっけ?

11/8にソニックフロンティアが新作が出るからですよね。

久しぶりの新作なのでしょうか。

2017年以来ですね。

思ったほどで空いてはいないんですね。

あとは例のごとく、歴史あるシリーズだからですかね。

そうですね。海外ではマリオよりもソニックの方が人気だったりもするんですよね。

2.プレイ勢・未プレイ勢

・プレイ済み

にくまんおとこ
十両
視聴者 4名

・未プレイ

ふみいち
しんちゃん
アロエリ
ロット
Dice
視聴者 3名

プレイ勢、未プレイ勢はやっぱりSEGAハードを持っていたかどうかの差があるんじゃないかなと個人的には思いますね。

3.ゲームの基本情報

タイトル名(最新作)

ソニック・ザ・ヘッジホッグ

発売日

海外 1991年6月23日
日本 1991年7月26日

4.メーカー

パブリッシャー

セガ・エンタープライゼス

デベロッパー

セガ・エンタープライゼス(ソニックチーム)

開発は、ソニックチームとするのが良いかもしれません。
後に一度分社化して、今は再度統合されたりしている、セガの開発チームです。

5.配信ガイドライン

そういえばこの以下の文章って結構各社書いてありますが、目的はどこにあるのでしょうか。

4.お客様が投稿した動画を、当社の公式動画として宣伝することはできません。

ブランディング的な部分での危機管理から掲載されている文言のように思いますね。

まぁ、確かに。全裸で暴言破棄まくりのストリーマーがソニックをプレイしていたとして「SEGA公式動画です!」とか言われたくないですもんね。


6.いわゆるチート行為や不正アクセスの手段を説明、あるいは助長するような動画の投稿は禁止いたします。

この6番の文章って結構めずらしい気がします。

あれ?!RTA死んだ?!

レギュレーションによるのでは?!

Any%だったとしても「バグ技」は「チート」に含まれない気がするので一応大丈夫なのでは無いでしょうか。

外から手を加えなければチートではないんじゃない?

じゃあ ハードをホットプレートで焼くのはチート?

一同爆笑

ん~!ハードウェアの仕様ですかねw


なかなか全体として洗練されている感じがしますね。

ファンタシースターオンライン(PSO)とかのオンラインタイトルもあるので、そのチート行為の拡散の防止の為の文言もあり、充実していましたね。

語表示があるみたいですが、他のメーカーはどうなってましたっけ?

SEGAはぷよぷよとかもそうですが、ノーマライゼーションに力を入れていたりするので、英語表示を用意するのはSEGAの方針なのかもしれませんね。

6.どんなゲーム?

・ジャンル

アクションゲーム

みなさんの思うソニックシリーズの主な特徴を教えてください!
未プレイの方は質問をしてください!

・特徴(配信中の聞き取りによる)

・敵キャラクターはロボットに改造されている島の動物
・モーフボールみたいになれる(攻撃できる)
・3D版は横に移動するとは限らず、奥に進んだりもする
・リングのシステム 100個集めると1up
・リングを一個も持っていない状態で敵に当たると一機減る
・リングを一個でも持っていれば、敵に当たっても散らばるだけ
・散らばったリングを拾える
・ソニックの格ゲーがある
・超高速スクロール
・走るからか、ステージ構成はぐるっと回る感じのやつとかが多い
・ソニックが早すぎて画面から消える
・リングを一定数以上持ってクリアすると、ボーナスステージがあり、カオスエメラルドを手に入れる事ができる
・カオスエメラルドを全部集めると真のエンディングが観れる
・ボーナスステージはタイトルによって代わる
・初代のボーナスステージは気持ち悪い動きする画面でピンボールする感じ

7.ゲームの目的

ゲームの目的はなんなんですか?

ドクターエッグマンという悪い科学者が、カオスエメラルドというダイヤ型のとても強いエネルギー体を求めて色んなところに現れるので、それを奪い返したり、奪われないようにしたりするって感じですね。

エッグマンがずっと敵なのでしょうか?

基本的にはそうですね。
マリオにおけるクッパであり、ロックマンにおけるワイリーですね。
偶にエッグマンにそそのかされて敵になってしまうやつとかもいます。
また、各面にはザコ敵が沢山いますが、それらエッグマンによって改造されてしまった島の善良な動物たちでして、倒すと動物たちを助け出せます。

8.ソニックはなぜハリネズミなのか

なんでソニックはハリネズミなんでしょうか。

この記事に開発の話が載っていますね

――改めてソニックが誕生するまでのお話をお伺いします。先ほどのお話だと、ソニックはゲームありきで誕生したとのことですが。

中 ソニックがハリネズミになるまでって、紆余曲折を経ているんですよ。キャラクターとしてキチンと動き出したのは、耳で物を持って投げるアクションを備えたウサギになってから。でもライバル視をしていた『スーパーマリオブラザーズ』とは違って、スピードの速いゲームを作ろうとして試行錯誤していました。

.そして速くなり過ぎてしまった

大島 で、それまで考えていたキャラクターがボールになることを想定していなかったので、「さて、どうしよう」とまた悩んで、最終的にたどり着いたのが、ハリネズミとアルマジロなんです。

中 でんぐり返しで転がって敵を倒すというのは僕が高校生のときから温めていた秘蔵のアイデアで、本音では使いたくなかったんです。でも、ウサギが物を投げるゲームだと、物を投げるたびにいちいちストップするのがイヤだよね、という壁にぶち当たったときにしぶしぶと披露をして。

中 名前を決めるときもひと悶着あって、光速は英語で“ライトスピード”……しっくり来ないなと。話し合いが深夜までもつれ込んだときに、誰ともなしに口にした「音速は“ソニック”って言うよ」というのを聞いて「それだ!」って。アルマジロじゃなくてハリネズミになった理由は、トゲがあるほうがスタイリッシュでカッコよかったからだったよね。

調べたら、セントラルパークでイラストを描いたプラカードを持って、どんなキャラクターがいいかアンケートを取ったという。 そこで1位を獲得したのがハリネズミだったため、ソニックはハリネズミをモチーフにすることに。と書いてあった

これらの案の中から、どのデザインにするか決めるため、大島氏はニューヨークに飛んだ。なんと、セントラルパークでイラストを描いたプラカードを持って、どんなキャラクターがいいかアンケートを取ったという。そこで1位を獲得したのがハリネズミだったため、ソニックはハリネズミをモチーフにすることに。ちなみに2位は、ヒゲ親父だったとか(スライドには“Eggman”と書かれていたので、このヒゲ親父がエッグマンになったと思われる)。

最初っからアメリカを狙っていたんですね。


日本は任天堂のマリオが強すぎるから、海外をねらっていたという話を聞いた事がありますね。

9.メガドライブカートリッジ

ソニック・ザ・ヘッジホッグ3(1994年5月27日:メガドライブ)で少し共有したいお話がありまして。

ソニック・ザ・ヘッジホッグ3には実は追加コンテンツがあります。

https://sega.jp/history/hard/img/megadrive/01_cartridge_c.jpg

この画像の左側が「ロックオンカートリッジ『ソニック&ナックルズ』」という追加コンテンツでして、まずこのカートリッジをメガドライブに指します。
そしてこのロックオンカートリッジの上にソニック・ザ・ヘッジホッグ3を指すと、本来のプレイヤブルキャラクターであるソニックではなく、ナックルズを操作して遊べるという代物です。

おおお~!

なんじゃこれカッケ~!

このロックオンカートリッジの面白いところは、ここに、ソニック・ザ・ヘッジホッグ3以外のカートリッジを指して遊ぶことができるんです。
そして指したソフトによって違う効果が表れるんです。

!? 何を言ってるんだw

はぁ?w

まず、ソニック・ザ・ヘッジホッグ2を指すと、ソニック・ザ・ヘッジホッグ2では出てこないはずのナックルズで、ソニック・ザ・ヘッジホッグ2の本編ステージを遊ぶことができるようになります。

え?!そっちに互換性があるの?!

あ~!そうか!ソニックとナックルズで動きは変わらないからできんことはなさそうではありますね!

では、ソニック・ザ・ヘッジホッグ(初代)を指したらどうなるのかというと、ソニック・ザ・ヘッジホッグ3のボーナスステージ「ブルースフィア」が単独で遊べるようになります。

なんで?!www

ここからがさらにわけがわからないのですが、
ここにソニック以外のメガドライブのソフトを指すとやっぱり「ブルースフィア」が遊べるんですが、指すソフトによってステージ構成が全く違うものが現れるんです。

wwww

ソニック・ザ・ヘッジホッグ(初代)を指した場合、すべての他ソフトを指した場合の現れる「ブルースフィア」のステージ構成を永遠と遊べるらしいのですが、このステージのパターンが2億6000万通りあるらしいです。

ランダム生成ではなく?!

その辺りはあまり定かではありませんね。

いや、これすごいなぁ。

やっぱセガは未来に生きてんな

10.メガドライブの拡張性


今ざっと調べたらメガドライブってなんかいろいろ組み合わせられるんですね

※ページ下部にメガドライブギャラリーがある

メガドライブ本体の下にメガCDをつければ、CD-ROMソフトが遊べるようになり、メガドライブ本体の上にスーパー32Xをつければ32ビットで遊ぶことができます。

6ビット機であるメガドライブを32ビット機にパワーアップするアップグレードブースター。
メガドライブまたはメガドライブ2に装着することで各種能力が向上、特殊チップなしでもポリゴンによる3D表現が可能となる。またサウンドも向上している。
スーパー32Xを装着したままでも従来のメガドライブ用カートリッジやメガCDディスクが使用できるところもポイント。

拡張性がはんぱない。

ハードのデザインはいつもかっこよかった

これは熱いなぁ

ハードウェアの寿命が長かったのかなと思い調べてみたら、89年~99年くらいまでソフトが出ていたみたいですね。すごいなぁ。

11.シリーズ一覧

一応シリーズ一覧がファミ通の記事にありました

初代の音楽はドリームズ・カム・トゥルーの中村正人さんがプロデュースしているんですね!

あとオリンピックのソフトってなんでわざわざマリオだけじゃなくてソニックがいるんでしょうね。

海外だとソニックの方がにんきだからですかね

そっか!

12.最新作「ソニックフロンティア」

走ってるの気持ち良さそうだなあ。

デスストみたいに移動中音楽聞きたくなりそう

めっちゃ面白そうなんだが

前評判がすごく良いですよね。メディアの人たちが絶賛していましたね。

オープンワールドのゲームって、結構移動をどうやって楽しくするかっていう一つの壁があるような気がしていて、スパイダーマンの時にすごく楽しかったのですが、ソニックフロンティアも移動が楽しそうですね。

13.感想

今回は教えてもらう回って感じでしたね。
なんでいままで触れてこなかったんだろうなと不思議に思いました。
来週最新作が遊べるこという事がわかったので、ぜひ手に取りたいですね。

私は小さいころに友人の家でプレイさせてもらったのが初めてだったように思います。
大人になってからスマホに移植されているものをいくつかプレイしましたがどれもそれなりに難しかった記憶があります。
あとはSEGAってやっぱりチャレンジングな企業で、傍から見てるぶんには面白れぇ企業だな改めて思いました。

主人公のソニックの事や、大体のゲーム性しか知らなかったので、今回は勉強になりました。
メガドライブの拡張性についてもほとんど知らなかったので衝撃でしたね。
先ほどソニックフォースを少しさわったので、まずはこの続きをやってみようかなと思いました。

ソニックシリーズを触っていない一番の理由は、周りにハードを持ってる人がいなかったからだと思うのですが、今に思えば買えば良かったなぁと思いました。
ソニックフロンティアはすごく映像がきれいなのでSwitch版で最高の体験ができるのか少し不安です。
ハードが揃ったからプレイしたいなと思いました。

SEGAのハードを持っている事って当たり前の事じゃ無かったんですね!!!!
ドリームキャストなんて全員持っているものだと思いました。。。
プレイステーションとセガサターンの二択で私はセガサターンを選んでますし、、、
新しいソニックフロンティアについても期待値が上がっているので発売日に買って速攻でプレイしたいと思います。

2D版はソニックが速すぎてまともにプレイできなかった記憶です。
メガドラのカオス状態を見ていると、ゲームハードは寡占状態だが、もしこれからの一石を投じれるのであればセガなのかなと思いました。

自分は2Dのソニックしか知らなかったのですが、ジェットコースターの様に走る姿がすごいと思い、身ぶるいしましたが、新作のソニックフロンティアのPVを見て、これまた身ぶるいしてしまいました。
昔は日本のメーカーのハードが他にもありましたがソニーが参入してからは凄まじい競争になりましたね。
自分の場合はSFCの次のハードとしてPS1とセガサターンのどちらかを選ばなくてはならなかったような時代だったなあと思い出がありました。
次のハードはAIがからんでくるかと予想しております

2Dアクションゲームという事で、どうしてもマリオと比べてしまい、ソニックはほとんどプレイてこなかったんですよね。
今、マリオやソニックが新作を出すという話を聞くと、個人的には、とても素晴らしいゲームであろうことはわかるのですが、体験としては特に新しいものを期待しなくなってしまっていることに気付きました。
ただ、ソニックは新作ソニックフロンティアで、独自の世界に足を踏み入れたのかなと思いました。

次回 研究予定のタイトル
2022年11月12日(土)「ポケットモンスター」

次回はポケットモンスター シリーズをみんなで調べる予定です。
みんなで調べている様子はふみいちTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください

以降のスケジュール予定(急遽変更される可能性もあります)

・11/19 十両さんプレゼンツ スーパーロボット大戦シリーズ
・11/26 休み

近藤史一ゲーム研究会では
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ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
もちろんただ "仲間に入りたいな" "ふみいちを応援したいな" という方も大歓迎です。

近藤史一/ふみいち

1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。

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