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ポケットモンスター【ゲームタイトル勉強会】 #41

「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。
みんなで調べている様子はふみいちTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓

#41 ポケットモンスター【ゲームタイトル勉強会】 配信アーカイブ

本日の主な参加者

その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様

1.なぜこのゲームにしたのか

スカーレット・ヴァイオレットが出るからですよね。
あとは超巨大タイトルなのでスルーするわけにはいかないって感じですね。

2.プレイ勢・未プレイ勢

・プレイ済み

ふみいち
しんちゃん
にくまん
アロエリ
ロット
十両
Dice
視聴者 3名

・未プレイ

視聴者 1名

おお~!貴重な未プレイの方が来てくれていますね!

3.ゲームの基本情報

タイトル名

ポケットモンスター スカーレット・バイオレット

発売日

2022年11月18日(金)

最近のポケモンはタイトル毎にコンセプトがある気がするのですが、今回はどんな雰囲気なのでしょうか。前作のソード&シールドの時は、バトルとか大会とかにコンセプトがあったと思いますが。

今回は「宝探し」というワードが目につきましたね。

あ~なるほど!確かに公式HPにも冒険感がありますね。
タイトルロゴのフレームとかもインディージョーンズ感が若干あるというか。

4.メーカー

あれ。公式HPではパブリッシャーとか開発という他のゲームタイトルでよくみるような記載ではないですね。

発売

株式会社ポケモン

販売

任天堂株式会社

制作

株式会社ゲームフリーク

発売と販売って何が違うんですか?

販売>>顧客に品物を売ること
発売>>市場に商品を売り出すこと
らしいです。

一同 へ~(わからん)

株式会社ポケモンはどんな関係なんでしたっけ

株式会社ポケモンはポケモンのIPを管理している会社ですね。

株式会社クリーチャーズっていう会社も関わりがありますよね?

こちらの会社さんですね。

ポケットモンスターのモデリングやデザイン関連を作っているみたいですね。

ポケモンカードもこの会社が作っているんですね。

5.配信ガイドライン

一旦、任天堂のガイドラインは以前にもここで良く取り上げているのでスキップしますが、権利の問題はポケモンに関しては株式会社ポケモンも所有しているはずです。
ただ、株式会社ポケモンはガイドラインを公表していないみたいですね。

任天堂のガイドラインに関してはカービィの回をご覧くださいませ!

6.どんなゲーム?

・ジャンル

RPG

みなさんの思うポケモンシリーズの特徴を教えてください!

・特徴(配信中の聞き取りによる)

・ポケモンを集める
・リーグ優勝と、図鑑コンプの二つの目標がある
・地区ごとのジムリーダーと戦ってバッジを集める(ジムが無いタイトルもある)
・敵対組織がある
・タイトル毎に2種類のパッケージが発売される
・1パッケージだけではコンプできない
・モンスターを育成する
・見下ろしの画面(最近のポケモンはTPSになった)
・ポケットモンスターがでてくる
・最初三匹から好きなポケモンを選ぶ
・ポケモン博士がいる
・「はじめから」を選ぶと必ず博士の説明から始まる
・ライバルがいる
・ポケモンは進化する
・野生ポケモンとのバトルと、トレーナーとのバトルがある
・トレーナーに勝つと相手からお金をぶんどる。
・負けると目の前がまっくらになり、お金が半分になる
・通貨は「円」海外では「ボケドル」
・ターン制コマンドバトル
・通信での遊びを初代から提供してる
・育てたポケモンで他プレイヤーと対戦できる
・ランダムエンカウントとシンボルエンカウントがある
・タイプ相性という概念
・ポケモンに名前を付けれますよね
・モンスターボールでポケモンを捕まえる

7.ポケモンって全部で何種類?

今って何種類ぐらいのポケモンがいるんですか?

1000以上いってたような

905??

ソード&シールドの時点で905匹。
フォルムチェンジなどの見た目の違いをいれると1400以上になるそうです。

8.ポケモンの先祖っているの?

ポケモンの生物学的な祖先みたいなのってあるんですか?

最初のポケモンはアルセウスだった気がする

ストーリーでは3000年前でもポケモンはポケモンでしたね笑

ミュウ先祖説と、アルセウスが作った説などがあるみたいですね
ミュウには遺伝子にはすべてのポケモンの情報が含まれているとか

あ~そうでしたそうでした。だからミュウは全てのポケモンの技が使えるんですね。

ふしぎなふしぎな生き物ポケモンって言うくらいですからね 宇宙生命体の位置づけの生物もポケモンっていいきってますからね

9.歴代タイトルを眺める

歴代タイトルを眺めながらみんなで思い出を話しました

10.週刊ファミ通 2019/5/23号

週刊ファミ通2019/5/23号に「ゲームフリーク30年の歴史」という特集が組まれていまして、そこで初代ポケモンのコンセプト資料が掲載されています。
最初は「カプセルモンスター」という名前でした。

遊戯王じゃん!

はい。権利的にNGという事でポケッットモンスターという名前になったらしいです。

今、観ていますがモンスターのグラフィックがもうほとんど完成していますね。

企画書にこのゲームの「狙い」が書いてある部分がありまして、要約すると、
・ゲームボーイの特性である通信ケーブルをつかった新しい遊び、ファミコンの延長ではないゲームボーイならではの遊びを追及する
・画面の中のゲームだけではなく、現実世界のコミュニケーションを変えるたい
・お金や通貨の概念を学んでほしい
というようなことが書いてありますね。

ゲーム中では手に入るお金が限られていますよね。
そのあたりで金銭感覚を学んでほしいいという事なのかもしれません。

だから通貨が円なのかもしれませんね

あとは、逆にポケモンを友人と交換するとき、お金とは交換できないので、どのポケモンを交換するのか自分で判断することによって「価値」というものを学んでほしかったのかもしれませんね。

ジムトレに勝っても微々たるお金しかもらえなかった記憶

それがいつしか、おまもりこばんをもって ジェントルマンとマダム周回をする世の中にw

初めて見たスーパーボールが高い!って思ったような記憶がw

ちなみに初代の主人公のサトシという名前は田尻智さんから、ライバルのシゲルは宮本茂さんから名づけられています。

11.感想

流石ポケモン。掘ればいっぱい出てきますね。
かなり名残惜しいのですが、また今度はボケモンカードで一コマとかやりたいですね。

初代しかプレイしてなかったので知らないことばっかりだったのですが、Switchももっているので最新作はプレイしたいですね。

情報量すごいなというのと、初めて買った携帯ゲームソフトがポケモンピカチュウだったのですが、多分アニメの影響ですね。
ポケモンがモンスターボールに入ったフィギアとかももっていて、ずっと好きだったのですが、ブラック&ホワイトが途中で止まっているのでまたやろうかなと思いました。
それと、思っていたよりも手広くいろんなジャンルのゲームがでていてびっくりしました。

ゲームフリーク、任天堂、クリーチャーズの三社の関係が分かって結構すっきりしました。

自分のゲーム体験の中でもすごく影響を受けたタイトルでして、ポケモンをがっつりプレイした頃、将来の夢って何ですかって聞かれた時は「ゲーム会社の社長になりたい」って宣言していたんですよね。
それは現時点では叶ってはいないのですが、今の自分のキャリア形成にすごく大きな影響を与えています。
そのくらい自分のコアな部分を形成しているように思いました。
とりあえずスカーレット、ヴァイオレットは買おうと思います。

実はゲームショップを経営してた時期がありまして、ポケモンの発売時期が近づくと、とてつもない本数と金銭が動き、ありえない人がお店に押し寄せる一大イベントになってたのを思い出します(笑)ポケモン発売の後、バージョン違いのソフトが各メーカーからこぞって発売されたのを覚えています。この先もやった事が無い人は居ても知らない人はまず居ないだろうと思われる間違いなくゲーム史に残るスーパータイトルなんだなと思いました。ちなみに推しポケモンは「ゲンガー」ですw
プレイされた事あるみなさんの推しポケモンを教えてください笑

「つよいポケモン よわいポケモン そんなの ひとの かって▼ ほんとうに つよい トレーナーなら すきなポケモンで かてるように がんばるべき▼」というありがたい言葉を忘れずに新作にも飛び込みたいと思います

企画書の”ねらい”や番外のタイトルを見ているとポケモンのチャレンジ性が窺えて面白かったです。 種族値とかなんだか分からない値を計算したりするガチ勢が一定数いる印象です。
毎度、頭打ちじゃないの?と思いながらも、なんだかんだ超えてきますよね。
また、ポケモンは数タイトルしか触れてませんが、毎度図鑑コンプを意気込むも、諦めてます。

平成初期に子供だった人が小さい頃ゲームを遊んだ記憶にかなり残ってるんだろうなと ゲーム性よりもやっぱりキャラクターとしてのポケモン人気がとても高いからこそたくさんの派生ゲームも出ていて、大人になった人でも親しみやすく触りやすいのかなと思いました 好きなポケモンは絞れないですがカメール、フシギソウ、リザードが好きかなぁ
第二進化好きかわいい

自分はゲームボーイを持っていなかったのですが、ゲームボーイ時代のポケモンに興味がわいてきました。
今回は最新作でしたが初代のポケモンはどのようなゲームだったのかとても気になります。
そして初代から最新作に至るまでどのように変化していったのかが知りたくなりました。初代のポケモンは何故受け入れられたのかな、とか。
当時は既にRPGといえばドラクエやFFやらRPGは沢山あったのに。
それと冒険というイメージがあまりない気がしてスルーしてしまいました。

ポケモンは、大人と子どもが同時に遊ぶための仕組みがちゃんとできているなと思います。
初代をプレイしていた人たちが大人になって子どもができたときに、子どもがポケモンを遊びたがるわけです。
その時に、ソード&シールドなどでは初代のポケモンがある程度残っていたりして、大人も懐かしくなって一緒に楽しめたりするわけです。
そのあたりの仕組みがすごく上手くできているなと思いました。

次回 研究予定のタイトル
2022年11月19日(土)
十両さんプレゼンツ「スーパーロボット大戦」 シリーズ

次回はスーパーロボット大戦 シリーズをみんなで調べる予定です。
みんなで調べている様子はふみいちTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください

近藤史一ゲーム研究会では
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ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
もちろんただ "仲間に入りたいな" "ふみいちを応援したいな" という方も大歓迎です。

近藤史一/ふみいち

1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。

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