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パワフルプロ野球【ゲームタイトル勉強会】 #26

「ゲームタイトル研究」では、毎回特定のタイトルについてみんなで"広めに" "浅く" 調べています。"ゲーム研究とはなんぞや"という方の足がかりになったり、”近藤史一 ゲーム研究会”に興味を持つきっかけになってくれればいいなと思っています。

みんなで調べている様子はふみいちTwitchチャンネルで配信しています!
実際の配信のアーカイブはこちら↓

パワフルプロ野球【ゲームタイトル勉強会】 #26

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本日の主な参加者

その他Twitchのチャットでご参加いただいた皆様

1.なぜこのゲームにしたのか

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スポーツ系ゲームやったことなかったからでしたっけ?

やってないジャンルでスポーツみたいな

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そうですよね!あと個人的にはeBASEBALLに名前が変わったことも気になるのでそのあたも調べてみたいですね。

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2.プレイ勢・未プレイ勢

・プレイ済み

ふみいち
にくまんおとこ
ロット
視聴者さん 6名

・未プレイ

アロエリ
視聴者さん 2名

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3.ゲームの基本情報

タイトル名(最新作)

eBASEBALLパワフルプロ野球2022

発売日

2022年4月21日(木)

PV観ますか?

9分あって長いので最初の方だけみましょうか


4.メーカー

パブリッシャー

株式会社コナミデジタルエンタテインメント

デベロッパー

株式会社コナミデジタルエンタテインメント

他の会社が沢山入っているイメージが勝手にありましたが、そういうわけでは無いのですね。

一時期ゲームを起動すると「ダイヤモンドヘッド」っていうアニメーションロゴが出たいたので、そういう制作会社かなと思っていましたが、コナミ社内プロダクションの一つだったんですね。
しかも今はそれも制作本部に入って消滅していると。

ダイヤモンドヘッドのロゴは過去作やった人からするとおなじみのBGMがある

あ~!ありますね!

5.配信ガイドライン

ガイドラインのリンクはこちらです


ガイドラインに従えばOKって感じですね。
収益化についてはどこかに書いてありましたっけ?

禁止事項の中にありますね

・営利目的での投稿(プレー動画等の販売および有料のクローズド配信を含みます。)。ただし、投稿した動画配信サイト上のシステムを用いた収益化については、本ガイドラインの解釈に限り、営利目的とはみなしません。

意外と寛容なタイプですね。
あと「ゲーム実況」について書かれている部分があるのですが

投稿するプレー動画等は、編集や加工をしたり、お客様の顔や声と組み合わせるなどのいわゆるゲーム実況に用いたりすることができます。

この「用いたりすることができます」っていう表現は珍しいですね。

確かに今まで観たことはないかもしれませんね。

コナミはゲーム会社としてはガイドラインを公開したのは後発だからこそかもしれませんが、私が勝手に想像していたコナミのイメージよりも意外と寛容ですね。

パワプロって第三者が切り抜きして動画投稿するのNGだよね

プレー動画等を投稿する際の禁止事項
~中略~
・お客様以外の第三者が作成した動画またはスクリーンショットを無許諾で転載すること。

ええ!それはすごい!
私も以前、NGCにFF14のプロデューサーの吉Pが来てくれた時の映像が
無断でミラーされてたり、投稿されてたりしたのですが、、、

コナミのガイドラインすごいなぁ。最新鋭かもしれない。
カプコンが最新鋭だと思っていたのですが、ユーザーについての研究がちゃんとされている印象があります。

トラブルに巻き込まれる前に先手を打ってる印象です

前例があったかのような文言ですね

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6.どんなゲーム?

・ジャンル

野球・育成

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みなさんの思うパワフルプロ野球の特徴を教えてください!
未プレイの方は質問をしてください!
・特徴(配信中の聞き取りによる)

・実況が入る
・パワプロ体という唯一無二のキャラデザがある
・ダイジョーブ博士次第
・サクセスは野球+ときメモ
・実際の野球選手の成績とかがゲーム内のステータスの参考にされてる
・野球とガチガチに提携結んでるので球場や選手の能力がリアル
・やり込んでる人VS素人でも、細かい設定でハンデをつけて同等な試合ができる野球ゲーム
・オリジナル変化球を作れる
・サクセスでいい選手に限って膝とかひじに爆弾抱えてる

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7.多彩なモード

ストーリーとかあるんですか?

サクセスモードというのがありまして、このモードはストーリーになっています。
ストーリーは高校、大学、社会人など、タイトルによって様々ですが、基本的にはドラフトにかかることを目指します。ドラフトにかかればオリジナル選手として、対戦プレイで使えるようになります。

HPを観てみるとそれ以外にもいろんなモードがあるんですね。

あと高校野球の監督になって指示だけして甲子園を目指すモードもありますね

「栄冠ナイン」ですね!
栄冠ナインは、高校野球の監督になって練習や試合で指示を出していき、甲子園での優勝を目指すゲームです。
指示しか出せないので、試合の操作は自分ではできません。だからこその面白さがあったりします。
卒業生がドラフトにかかればオリジナル選手として別のモードで使用することもできるようになります。
また、三年生が卒業すると新一年生が入学してくるので、無限に続けることができます。

https://www.konami.com/pawa/2022/s/images/ss/md_eikan_4.jpg

栄光ナインずっとやっちゃうw

今のパワプロで一番おもしろいのが栄冠ナインだと思う
無限にやり続けられる
2022でサクセス一回もやってないです

もう栄冠ナインってゲーム出せばいいのにw


その日の試合や、過去の試合を追体験できるモードもある

そうそう!そうなんですよね!
これがまた野球ファンの方に刺さってるみたいです。
その試合のターニングポイントだけを自分でプレイできるのですが、
「あそこでホームランさえ打たれなければ勝ってたのに、、、」
「あそこで犠牲フライでも出ていれば勝ってたのに、、、」
みたいなタラればが楽しめるモードなんですよね。

ifの状況を作り出せるのは確かに面白いですね。

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8.eBASEBALLプロリーグ

公式サイトに「eBASEBALL」の記載がありませんね。

これはWikipediaの方が見やすそうでした。

eBASEBALLプロリーグ[注釈 1](イー ベースボール プロリーグ)は、競技タイトルに実況パワフルプロ野球シリーズを使用した、一般社団法人日本野球機構と株式会社コナミデジタルエンタテインメントの共催により2018年に発足したプロ野球eスポーツリーグである。

おおー。プロ野球とちゃんと共催しているんですね。

eBASEBALL プロリーグの公式サイトには「2020シーズンは終了しました」とだけ書いてあって、それ以降は開催してる形跡がありませんね。

コロナの影響とかで開催してないのでしょうか。 そもそもどこで観れるのでしょうか。観たことがないのですが。。。

CX系のいいスポ!って番組でたまーにやってますね

この番組ですかね。

この番組が大会を開催してるって感じですね。

エキシビジョンに近いかんじでしょうかね。

あー。じゃあeBASEBALL プロリーグの試合が観れるというわけではなさそうですね。

Wikipediaをみると結構いろんなゲームを特集してますね。
現在は不定期みたいですが。

TVerで見れそうですね!

eスポーツ系の番組は数年前に増え始めていくつかは生き残ってる印象ですね

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9.記事「シリーズ歴代クリエイター座談会」

2014年の記事ですが

1993年の正月明けに、いきなり「野球ゲームを作れ」と言われまして。当時はJリーグの開幕前だったので、最初は不満タラタラでしたね。

――当時は豊富なボイス音声が収録されていたことが画期的でしたが、そんな苦労があったのですね。ちなみに、最初の『パワプロ』は何人くらいで開発されていたのですか?

豊原浩司氏(以下、豊原) プログラマー3人に、デザイナーがふたり。計5人です。

西川 この5人が横一列にならんで作業していました。

wwww

wwww

wwww
5人!同人ゲームかよっ!って感じですね!
パワプロって最初5人で作ってたのか。

えぐ

5人wwww

そんな人数で……

昔のゲームはこういうのありますよね

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10.「サクセスモード」と「ときめきメモリアル」の関係

特徴のところでもコメントでいただきましたが、サクセスモードとときめきメモリアルの関係がここでも語られています

――サクセスが搭載されたのは『3』からでしたね。

池本健二氏(以下、池本) 『2』の開発時に、チームで『ときメモ』が流行していたんです。

西川 『ときメモ』はよくできていましたよ。

谷渕弘氏(以下、谷渕) うん。それで、「これや!」と(笑)。

西川 「じゃあ、ウチも3年間で選手を作るモードを作ろうか」と冗談で言っていたんですが、よく考えたら「できるやん」って(笑)。

豊原 四季が変わるとBGMが変わる仕様も、そのまんま持ってきてね。

――そうなんですね。『ときメモ』チームの了承は取ったのですか?

谷渕・西川 いいえ(笑)。

僕は、パワプロに先に出会っているので、成人してからときメモをプレイして「あれ?これってパワプロじゃん」って思ったのですが、逆だったんですね。ときメモをパワプロがまねしたんですね。

西川 谷渕君とパワーを数値で見せるか、アルファベットに置き換えるかで激論を交わしたのがちょうどそのころだったかな。「データはしっかり見せなあかん」、「いやいや、ロマンがあるからええんや!」と、帰り道にそれでずっとケンカしながら。

結果どっちも見せる事になったんですね。

谷渕 でも、彼女がいる野球ゲームというのは、作っている側もおもしろかったですね。「何じゃこれ?」といいながらも。

彼女とかできるんですか?

そうです。サクセスモードは高校生のストーリーになっているので、うまく立ち回ると彼女ができることがあります。
恋人関係のままクリアすると、強い特殊能力がもらえたり、能力が大幅に上がったりします。
サクセスモードで強い選手を作るためには、ポジションに適切な彼女を作ることが結構重要だったりもします。

ヒロインもまんまときメモだったよねw

まんまときメモだったわかるwww

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11.選手データの集め方

選手たちの能力値の調べ方にも言及がありました。
最初は二人で分担して、3以降は最低12人でデータを集めているとのことでした。

西川 最初のころは、投手の持ち球の情報を球団に尋ねたりしていました。

池本 ある球団からは「何でも投げますよ」という返事をいただいたことも(笑)。

豊原 いろんなところから情報を集めていましたね。スポーツアナウンサーの方にも取材したりとか。

西川 あと、社内に特定の選手のファンがいないかどうか調べたり、とかも。

豊原 球団を通してプロ野球選手にアンケートのお願いをしたこともありましたね。

様々な方法で情報を収集してるんですね。

成田 いまでも野球中継はすべて録画していて、すぐに見られるようになっています。

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13.パワプロの能力値に対する選手たちの反応

こんな記事もありました

おお!面白い記事ですね。

・評価から改善点を見つける派
・数値を謙虚にとらえる派
・「もうちょっと上げてほしいかな」派
など反応は様々だったけど、概ね真剣に受け止めている人が多いという感じだったみたいですね。

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14.感想

パワプロは多分持っていたハード全部でプレイしてるんじゃないかと思います。僕や野球部とかではないので、むしろ野球に興味が沸いたきっかけ、野球のルールや用語に詳しくなったきっかけがパワプロだったという感じです。
あとサクセスに出てくる女性キャラが、口もないSDキャラなのに全員かわいいんですよね。なんででしょうね。性格がいいというのも大いにあるとは思いますが、これは永遠の謎ですね。

皆さんのお話を聞いて面白そうだなと思いました。
自分では今後もプレイすることはないかもなと思いますが、いろんなお話聞けて勉強になりました。

小学生の頃、野球をやってたので、自分のチームをそのまま作って遊んだりしていましたね。
最近のパワプロは、栄冠ナインというモードがあって、サクセスをやらない方もいるというのはびっくりしました。
ちょっと栄冠ナインはやってみたいなと思いました。

育成してそしてチームを作って戦うだけの印象でしたけど、いろんなモードがあったりとどんどん進化しているのをわかりました。 野球はあまり興味ないですがパワプロには興味わいてきました

スポーツゲーム&育成ゲームに興味のない人間なので多分今後も触れないかなぁ。 実況に関して素材配布とか手厚いな、と思いました。 eSportsって付いてるのにオフラインの方が面白いってのも残念かなと思いました。

 パワプロ9~11のOPは京アニなので(非公式で上がってるのしかないですが…)ぜひ見てみてください、特に9!

試合の追体験は面白いと思った。データの反映とか改めて現実の野球ゲームとの関連が強いシリーズなんだと認識しましたね

自分はファミスタ世代で初代ファミスタぐらいしかプレイしたことがないのですが、恋愛要素があることには、笑ってしまいました。(ジェネレーションギャップ)

プロスピは新作が出なくなりデータ更新だけなのでパワプロは毎年新作が出続けて行ってほしいと思います

リアルの野球とは別の野球の楽しみ方があるので野球に関わった人が触るとはまる要素が多いのかなぁ いろんな野球のゲームプレイを提供して楽しみ方がいろいろできるようにしてあるのが長く愛されてる部分でもあると感じました

今日二つ気づいたことがあります。
野球のイメージっていいものばかりではなくて「お父さんが観るもの」とか「怒号が飛び交いそう」とか、そういう悪いイメージを持ってて、とっつきにくいものだと思っている人もいるのかなと思うのですが、
それをあえて、かわいく・カジュアルに作ることによって、ガチ野球ファンじゃなくても、遊びやすいような作りにしてるのかなと思いました。

また、実況配信をする人にとってはかなり都合がいいゲームかもしれないなと思いました。
サクセスでお友達のストリーマーさんだけでチームを作って、ペナントレースを自動で走らせるとか。
配信者は結構、放置しても進んでいく・垂れながしができるゲームを求めてると思うんですよね。

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次回 研究予定のタイトル
2022年7月9日(土)「エースコンバット」

次回はエースコンバットをみんなで調べる予定です。みんなで調べている様子はふみいちTwitchチャンネルで配信していますので気軽に遊びにきてください

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近藤史一ゲーム研究会では
一緒に "ゲーム研究" をしてくれる仲間を募集中です。
ゲームをただプレイするだけではなく、ゲームをプレイする以外の価値を探して、自分たちの仕事や生活に役に立てる事を目指しています。
もちろんただ "仲間に入りたいな" "ふみいちを応援したいな" という方も大歓迎です。

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近藤史一/ふみいち

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1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は杏林大学で臨床心理学を学びつつ,日本デジタルゲーム学会広報委員を務め,自身の立ち上げたオンラインサロンにてゲーム研究に取り組んでいる。

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