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人間の記憶は1日後には7〜8割忘れてしまうらしい!ベスト3に残る為の感情価値は?

個人的に週に多い時でも2回ぐらい外食します、2週間外食しないときもありますね!多分少ない方だと思います…

仕事柄、関係各社の飲食店へは行く機会も多いので、その店は含みません…

いわゆる個人的な常連・行きつけの飲食店は5軒ほどでしょうか?
顔を覚えてもらってる店は2〜3軒ぐらい。
あとはお店の人と話すことはないけど行きつけの店は数件あります…

思い返すと「そういえばこの辺りにいい店があったな〜」来たのは5年前だったかな〜
なんて…

美味しかった記憶はあるものの、その後再来店した記憶はないお店は沢山あります…

「車を洗うと雨が降るんだよ〜」って言うのは、洗った時に雨が降ってショックを受けた記憶が脳裏に焼き付いてるからですよね…
洗車して雨が降らなかった日も沢山あるはず…

しかし、洗車して雨が降った日はいつだったのか?どこの場所だったのか?って思い出せません…

記憶に刻まれてるのに思い出せない…
人間の記憶は1日後には7〜8割忘れてしまうそうです。
脳に激しく刻まれている記憶ですら「洗車したら雨降った!」だけで、それ以外の場所やいつだったかなどは忘れていますね…

「いいお店ですね〜美味しかった〜!また来ますね〜!!!」っと感動して帰ったけど来ないお客様がほとんどです。

社交辞令か〜?

多分そうではなく…
本当に感動してその言葉を発してる事が多いと思います。

しかし、人は1日の記憶の7〜8割は翌日には忘れていますので、その日に仮に10個の感動があってもベスト3に入らないと忘れてしまう計算になりますね…w

まずは、「お客様の記憶に刻む」事が必要です。

食べる物がない時代に美味しい物を食べたのならベスト3に入る可能性は高いですが、今の世の中、美味しい物がたくさんあります。

「美味しい物がたくさんある」というより、美味しい物を作る情報が簡単に手による様にわかってしまうからかと思います。
「サービス」も「お店作り」も世界中の情報がいつでも入手できる時代です!

勿論!熟練の技術が必要な料理やサービスもありますが、職人や商材を集めてプロデュースする事でお店を作る事もできます。

「基礎価値の分子を上げる」について、前回の投稿で書きましたが、「商品」「サービス」「ハード(お店)」のブラッシュアップは絶対的に必要ですが、それにとらわれると自己満足に陥ります。

詳細についてはこちらを参照↓↓↓↓↓↓↓

前回投稿参照、その①・②もあるよ!

「人間の記憶は1日後には7〜8割忘れてしまう」

記憶のベスト3に残る様なメニューやサービスやハードを超えて「心に残る」「心に刺さる」感情価値を考なければなりません。

「美味しかった」+「心に刺さるもの」
 <基礎価値>   <感情価値>
これを脳に刻んでもらう事が大切。

<感情価値の高そうな店の例>
◼️一点突破理論のような、「〇〇の美味しい店」もありかも…
その〇〇の専門店ではない事もポイント!
「<味噌煮込>が美味しい大衆居酒屋!全員と言っていいほどたのみます、店主が昔フランスで料理修行していたのでワインとのペアリングがいい!」とか
[感情価値]
・フランス帰りの店主が作る味噌煮込
・大衆居酒屋でワインとペアリング

◼️自分だけに特別的なサービスをしてくれる店もありかも…
「メニューにない料理を作ってくれる店」など
料理人であれば普通の人よりは料理ができる技術を使って、お店にある材料で「蛤好きですか?今日美味し蛤入ってるので何か作りましょうか?…パスタ食べたいですか?では蛤のトマトソーススパゲッティ作りましょうか?」など、一見メニューにない料理をお客様との会話の中で作り上げた様な雰囲気で話せば、「私のわがまま聞いてくれた!」となる事があります。
勿論、事前に蛤で何種類かの料理が作れる様にレシピを考えておく事が重要です。
メニュー決める時ってお客様はあまり考えていない事が多いので、誘導すると「それが食べたかった!」となる事が多い様に思います。
高級店ではやっていそうですが、リーズナブルな居酒屋がやったらギャップがありサプライズ感が出ます。
[感情価値]
・大衆居酒屋なのにメニューに無い料理作ってくれる、自分のわがまま聞きてもらえる店

お店の業態やターゲット、内容によってはさまざまななので、一概にこれが「感情価値」であると言うのは難しい……
勿論、上記の「感情価値」に近いか1個あればいいわけでは無い。

感情価値の点数は私的には1個あたり5〜10pぐらいでしょうか?

これを分子に足して価値を上げる事が必要です。


計算の説明は前回の方向で詳しく説明してます!↓↓↓↓↓

大切なのは「基礎価値」を知り、「感情価値」を足して全体の価値を上げる事だと思います。

【あとがき】
もしも、ここまで読んでいただいた上で「そういった事はやってるけど、お客様が来ない…」と言う事であれば、「伝え方」が間違っている可能性があります.

お客様に店の「思い」が伝わってベスト3に入ったとしたら、次にその刺さった思いを頭から呼び起こしてもらわないと、再来店してもらう事は難しいです。

ここには、やはり思い出してもらうキッカケが必要です。
今はSNS時代ですので、facebook/Instagramなどなどがありますが、みんなやってますよね…
もう宣伝はうんざり…なんて事も聞きます。

次の投稿では、記憶を呼び戻して再来店してもらう事例をいくつか書いてみます。

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