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Q. KPMGの良いところ悪いところ、外に出て考える前職の良いところ悪いところはありますでしょうか?(特に前職では人事制度の硬直性を指摘されていましたが、KPMGでは如何でしょうか?)

A. 国連と今の仕事は究極的には同じ方向を向いていると思っています。例えば、気候変動の原因は先進国にあっても苦しむのは貧しい途上国の農家だったり、先進国企業が紛争鉱物採掘を通じて人権侵害に関与するというところがあるので、先進国企業のESGに取り組むことは、結果として国連の仕事と同じ方向を向いていると思っています。

今の勤め先は、KPMGあずさサステナビリティという会社で、ここは、あずさ監査法人の100%の子会社。

超ドメドメ。会計士という職業柄、勤務経験と実力が比例するという考えに基づいて人事制度が設計されているためでめっちゃ年功序列(しかも中途採用は、それまでの経験を無視して一番下から年功序列が始まる)。なお、この人事制度は2023年に改定されて、業務内容に基づいた人事制度になったので今年から少し状況変わるはず。

ちはみにKPMGは、外資系企業で国際的な企業のフリをしていますが、どっちかというと、国際的なフランチャイズで、ネットワークがあるというのが適切だと思います。つまり、KPMGジャパンとKPMGドイツは別会社だが、ゆるい意味で協力関係があったり、会社のロゴを共有したりしているというイメージ。

それから、KPMGには、KPMGコンサルティング という会社があるのですが、そこは今の勤め先とはもう少し雰囲気が違うと思います。

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