dreamin'

こんにちは、fizfelisです。

4曲目、「dreamin'」です。

この詞がもとになった曲ですね。曲の出だしにもなっています。曲調からは少しわかりにくいのですが、この曲も実は暗めの歌詞ですね。

いつか夢から覚める時
どうかハッピーエンドでありますように
 願うばかり

ここがこの曲の主軸なのですが、要するに、現実はわかっているんだけど、どうか見果てぬ夢をさいご(最後・最期)まで見させていて欲しい。死ぬまでこの夢を追い続けたいけれど、もしこの夢が覚める時があるのなら、それは(夢破れた時ではなく)、夢が叶ったときであってくれ。と歌っているわけなんですね。

これは、私自身が「見果てぬ夢」を追い続けているため、それをそのまま曲にしたものです。曲中にもあるのですが、夢って呪いと紙一重だと思うんですよね。一度夢を持ってしまうと、もう後は諦めるか、叶えるかの2択しかなくなってしまうんですよ。それか死ぬまで追い続けるかですね。

みんな簡単に夢を持てって言いますけど、夢ってそれほど重たいものだと思うんですよね。叶ったんならそれはきっと祝福なんだろうけれど、それまでは、もしくはそうでないなら、それは呪縛以外の何物でもないと私は思います。もちろん、持ってしまったのなら全力で追いますし、それはきっと素敵なことなんでしょうけれどね。そんな、あんまり語られることのない、夢の負の側面を照らしたのがこの曲です。

曲自体としてはカウンターメロディを入れる練習をしましたね。アウトロのとこなんかはうまくできたと思っています。これも今後ちゃんと使っていきたいです。また、短いですけど初めてギターソロパートを入れました。といっても、ギターよりもカウンターメロディの方が前に出てきて二つが交錯するような変則的なつくりにしました。これもちょっと面白い出来だと思っています。それから飛び道具として、初音ミクに一言喋らせてみたんですけど、これが非常に大変でした。これもいつかまた挑戦してみたいですね。

最後に、この曲を聴くすべての人に、夢という名の祝福があらんことを、と願いつつ終わりにします。

それではまた。

dreamin' 歌詞

見果てぬ夢があるから
まだ夢見ていたいの


あの日見た夢から
何でかなまだ覚めないの
想い焦がれ手を伸ばす
あの空は遠くて届かない

ただ夢に駆られて
行く先も分からず歩いてる
ただあの空に焦がれて
足下さえも見えないまま

見果てぬ夢があるから
まだ夢見ていたいの
あの空まで届くよな
果てしない物語を


まだ空を仰いで
果てしないあの日の夢を追う
この足は私にも
もう止められやしないんだ

まるで夢という名の
呪いみたいだな一度でも
夢見たならもう二度と
焦がれる想い消せなくて

見果てぬ夢だとしても
どうかさいごまで夢のまま
夢見ていさせて欲しいの
まだ目覚めたくはないから


夢という名の呪いは
いつか叶うのならば
きっと祝福なんだろう
そう願ってやまないの

何度も現実に
夢から覚めそうになるけれど
やっぱりまだ諦められなくて
こんなんじゃ

見果てぬ夢があるから
まだ夢見ていたいの
いつか夢から覚める時
どうかハッピーエンドでありますように
願うばかり


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