強い者、賢い者が生き残るのではない。変化できる者が生き残るのだ。
コロナ渦で飲食業界が打撃を受けているのは事実。しかし店側は、客が店を選ぶのではなく、店が客を選んでいく方向にシフトするのと考えている。
そう、会員証や紹介である。
この戦い方にができると、店側には様々なメリットが生まれる
まず、予約が基本の営業になる、そして食材のロスが少なくなる。予約の無い時は営業する必要がなくなり、稼働時間も短縮でき無駄をカットできる
顔見知りの人が来店するので、ドタキャンされるリスクも極めて低く、常連客は店側の都合に合わせて、柔軟に対応も可能になる。時間変更、狭い席や空間でも文句を言わない
一緒にお店を盛り上げているという親密なコミュニティーが形成されるのだ。
利用する客は、会員にならないと利用できないという特別扱いに浸ることができる。店側も変な客を振る落とすことができる。あと、友人を連れてくれば、プチ自慢になったりする
客層が店側によって自由にコントロールできるので、雰囲気が良く、居心地の良い空間で食事を楽しめる
だが、この営業スタイルが成立するのは熱狂的なファンが一定数いる事、そしてリピートがマストである。
会員制であっても、希少性もなく体験価値もない誰もハッピーにならない店は、集客できずにディスカウントに流れる事になる
紹介制・会員制のお店は、弱肉強食を繰り返しながら、これからも次々と増えていくのではないかと個人的には予想をしている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?