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第一回:チャレンジャーバンクとは

こんにちは!Fivot人事部です。

Fivotは将来的に銀行免許を取得し、チャレンジャーバンクとして「新しい産業構造に新しいお金の流れを作る。」ということをMissionとしています。
では、ここでいうチャレンジャーバンクとは何でしょうか?
今日はそのご紹介をしたいと思います。

チャレンジャーバンクには厳密な定義はなくそのビジネスモデルも様々なものがありますが、一般的にはテクノロジーを活用した新規参入の銀行事業者を指します。チャレンジャーバンクの名前が知れ渡るきっかけとなったのは、イギリスで2000年代に入ってから新規参入してきた銀行群です。それまでイギリスの銀行業界は長年、HSBC、バークレイズ、 ロイズ・バンキング・グループ、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)の 4 大銀行の寡占状態にありました。

そのような環境下、政府による規制緩和とフィンテックがもたらすITを活用した競争力とが相まって、チャレンジャーバンクが数多く現れました。
チャレンジャーバンクが数多く誕生した時期は2009年から2011年の第一波と、2014年以降の第二波とに分けることができます。第一波は既存の中小行を母体としてプライベート・エクイティの出資を受けたチャレンジャーバンクが登場しました。イギリスの大手銀行の非合理性からプライベート・エクイティが新規参入に成長機会を見出したことがその背景といわれています。

2014年に銀行の新規参入に係る規制緩和が措置されると第二波が起こりました。イギリスでは、新銀行設立を促進する専門部署を規制当局内に設置するなど、積極的に新規参入を促したことにより、スタートアップによる銀行参入が相次ぎました。これは、銀行業における競争を促すことで金融サービスの効率性を高めることを目的としたものでした。

当局による積極的な規制緩和の追い風を受け、イギリスでは30行以上のスタートアップによる新銀行 = チャレンジャーバンクが生まれています。これらのチャレンジャーバンクの特徴として、デジタルを前提としたサービス提供を行っており、これまでは実現できなかった効率性と利便性をテクノロジーを活用して実現しています。

私たちFivotもテクノロジーを駆使して与信判断を効率化し、「最短20分の審査申し込みで最大3億円のデットファイナンスによる融資」を可能としています。

 次回はチャレンジャーバンクの事例紹介をしたいと思います。
 (参考文献:野村資本市場研究所著「大手英銀の牙城に挑むチャレンジャーバンクとFinTech」)

弊社代表取締役 安部のnoteも併せてご覧ください。

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