イタリア編:家族5人で3週間で世界一周
前回までの経緯
家族5人で3週間世界一周の4ヶ国目はイタリア。インドのデリーで早速カルチャーショックを受け、UAE(ドバイ)で長男が鼻をやられ、エジプトではランチ難民になり、遂にヨーロッパ上陸。イタリアを選んだ理由は「本場のピザ、パスタはサイゼリアより美味しいのか」をみんなで体感すること、以上!
行く前に困ったこと、悩んだこと
フィウミチーノ空港から市内への移動
レオナルドエクスプレス(電車)やバス(3種類)ぐらいある中でどの手段で市内に向かうかを悩んだ。結論は「SIT Bus Shuttle」をklook経由で予約。選んだ理由はそこまで急いでなかったので、「安くて、街並みも見れるから」。大した理由ではない…。
ちなみに、帰りはテルミニ駅からレオナルドエクスプレス乗車。
ローマのどこに宿を取るか
ローマに限らず、土地勘のない旅行で宿(拠点)をどこにするかは悩みどころ。交通の中心はテルミニ駅であることはすぐに理解できたが、ローマの主要観光地へのアクセスはなんとなく微妙(テルミニ駅は少し外れにある)印象を持ったので、パンテオンの近くに取ることにした(トレビの泉などの観光地へも徒歩圏内)。
実際のスケジュール
実際のトラブルと誤算
テルミニ駅に着いた瞬間にすごい雨だった
この旅一番の雨かつ最初の雨がイタリア。それも土砂降り。折りたたみ傘を3本持っていたので、妻、長男、次男&長女に渡し、降車場から屋根まで走った。ただそれだけ。これも思い出。
路線バスチケットの買える場所を見つけるのに結構苦労した
空港からテルミニ駅に着いて、路線バスに乗り換えたかったが、バスチケットを買うのに苦労した。事前にサイトなどで調べていたものの、うまく見つけられず、大きな荷物を持って、右往左往した。結局、構内から出た所のコンビニみたいな売店で購入できたが、その後も1日乗り放題チケットを買おうとしたら売り切れていたりとバスチケット周りはちょっとした苦労が多かった。なので、帰る時にある程度まとめて買っておくはオススメする。
エアビーの洗濯機が最後は動かなくなったし、お湯はちょっとしか出なかった
築80年ぐらいのビルで歴史のある住宅に寝泊まりしてみたが、色々ボロが出て、コスパは悪かった。体験と割り切ればそこまでだが...。
石畳のスーツケースはちょっと大変
「おしゃれは我慢」なのか、見るだけなら良いが、ローマの石畳をスーツケースを持って歩くのはそこそこ大変。空港なら子供らが遊び半分に押してくれるが、石畳だとそれができない。
まとめ
現金は少しは必要
現金は空港で60ユーロを引き出したが、露店でキーホルダーレベルのお土産を買った時と路線バスのチケットを買う時以外では使わなかった。なお、アメックスはほぼ使えなかった。
長距離バスの環境はよかった
動に1時間以上かかったが、充電器があり、シートも柔らかく、Wi-Fiもあり、移動環境としては充実していた
レオナルドエクスプレス乗ってよかった。チケットを自販機で買う体験もよかった
空港からのバスでテルミニ駅に着いた時(土砂降りの時)に帰りのレオナルドエクスプレスのチケットを買っておいた。券売機は結構な頻度で置いてあったが、どれも並んでいた。ちなみに赤くで目立っている券売機はレオナルドエクスプレスのものではなく、地味な方だった。各国の券売機では苦労することも多い印象だが、今回はサクッと買えてよかった。乗車については当たり前だが、バスより圧倒的に速く、子供らも異国の電車に興味津々だった。
路戦バスの抜き打ちチェックは6回中で2回あったのでそこそこの頻度
事前に色んなサイトを見て、「路線バスは性善説に立ったような仕組みで毎度チェックされる仕組みはなく、事前にチケット買って、乗車」と理解していた。サイトには「抜き打ちチェックがあるので、ちゃんとチケット買うこと」とも書いてあり、当たり前のことを実行した。そんな中で抜き打ちチェックには6回中で2回あった。バスの中でチェックされたり、降りた時に待ち構えてたりとやり方は色々あるので、ご注意を。
アルデンテのパスタは歯応えがあって美味しいし、ピザ生地もおいしい。ティラミスはプリンみたい。コーヒーも美味しい。
アルデンテって讃岐うどんみたいなコシがあって、これまでの印象と大きく変わったし、全部食べ物は美味しかった。ただ「ピザ→パスタ」のループになりがちで2日目にして、少し飽きがきつつあったのが贅沢な悩みであり、事実。
ドイツへの移動で出国手続きがなかった
出国手続きがないままドイツ行きの搭乗窓口に着いた。そこで「あ、これがEU経済圏か」と気づいた。まるで日本国内の移動のような体験でこれ単体では時間が明らかに短く、素晴らしい体験。一方で国のスタンプ貯まらないのが少し寂しい。
妻が料理教室に行ったが、QOLが爆上がりした
妻の希望に「各国の料理を学びたい」があり、イタリアでその第一弾を実施。ジローラモのようなイタリアシェフから3時間ほどパスタを学んできた。その時はふーんと思っていたが、帰国後の夕食でのパスタのクオリティが爆上がりした。Quality of lifeが上がる投資とはこのこと!
宿は結局どこがよかったのか
「ようわからん」が本音だが、思った以上に路線バスや地下鉄が快適だったので、どこでも良かったのかもしれない。なんだかんだテルミニ駅が空港への玄関口になるので、次はテルミニ駅周辺に泊まるかもしれない。
その他
息を吐くように歴史的な建造物があるのは凄い。月並みだが、歴史の中で過ごしているような感覚。京都以上のスケールで来てよかったと思った。
次はドイツへ向かいます。