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自分らしくいこう

こんにちは
がんサポートナースの大野みすずです


わたしの勤務するクリニックは
高齢の方の受診が多い内科のクリニックです。


開業した頃からご縁のある患者さんたちは、もう皆さんすっかりいいお歳です。
数年前は、検査結果で異常値が出たり胸部レントゲン写真や心電図で精密検査が必要になると大きな病院に行ってもらうことも多くありました。


もちろん、今も同じなのですが。


この前、いつもの診察に来られた女性は、レントゲン写真で大きな病院でちょっと診てもらおうかと先生にいわれると、もうこの歳だから(80代後半)行きたくない。ずっと先生が診てくれたらいいわ。と。
じゃあ、時々レントゲン写真撮りながら様子みようか。と苦笑いの先生。


また、便で調べる大腸がん検診や血液検査の前立腺がん検診なども、もう辞めておくと言われる高齢の方たちもおられますし、自分から進んで検診受けられる方も沢山います。
早く異常が見つかるならその方がええでね。と。

毎日、たくさんの患者さんに接して思いを共有したり、勉強させてもらったりします。
もう90歳だから検査はやめると言われる患者さんも、90歳だけど早期発見したい患者さんもどちらもいいと思うんです。


 メリット、デメリットをわかりやすく丁寧に先生から説明を聞き、そして自分はどうしたいかを言える。わたしはいいなと思います。
わたしが病気になったらそうしたいと思います。


患者さんが先生や看護師のわたし達に質問でき、わたし達は患者さんの気持ちを聴ける。そんな対等な関係でありたいと思います。
遠慮なく聞いて下さると嬉しいです。


今日も、ちょっと貧血になってるから便の検査しておこうか?と診察室で先生から言われた高齢の男性は、もう90超えとるでね、先生もういいわありがとう。というやり取りを聞いて、そうかそうか。と思うわたしでした。


* 2021,11,6㈯
女性特有のがんサバイバーの方に向けてのイベントの準備をしています。


あなたのお話を聴かせて頂く がんサポートナースの活動をしています。

がんサポートナース

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