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7月22日(金):アベマ、プレミアリーグ114試合を配信!

先週にはアベマに関して格闘技を中心にしたPPVが好調で、スポーツコンテンツを軸に収益性を高めていく方向性が明確になってきた旨を記しました。

本日はそれに付随したアベマ関連です。

というのも昨日には「プレミアリーグ、アベマ配信」というニュースが報じられたからです。

サッカーのイングランド・プレミアリーグについて、今シーズンの全380試合のうち114試合をアベマが配信することが決まりました。

具体的には日本代表DFの冨安選手が所属するアーセナルの全試合や、ブライトンに所属する三笘選手の初出場試合のほか、注目カードなど57試合は無料中継されるとのことです。

その他、残りの57試合に関しては月額960円のアベマプレミアムでの配信だといいます。

なお今シーズンのプレミアリーグの放映権はそれまでのDAZNではなく、韓国の「SPOTV NOW」が全試合の放映権を獲得していて、アベマは同メディアから一部の放映権を購入しての配信となります。

アベマは今秋のサッカーW杯も全試合無料中継することになっていて、サッカーもまた多くのユーザーを引き付けられる重要なコンテンツだと位置付けているのがわかります。

アベマは気概をもった国内勢の動画配信プラットフォーマーであるだけに、なんとか頑張ってほしいと思っています。

これに対してDAZNには徐々に陰りが出てきた感は否めませんね。

サッカーのコンテンツでいえば、チャンピオンズリーグの配信はなくなってしまったし、ドイツのブンデスリーガも、そして今回のプレミアリーグも、段階的にサッカーコンテンツが細ってきたのは明らかです。

サッカーファン、かつDAZNユーザーの私としては残念な限りです。

もっとも私の場合はJリーグを間接的に応援する意味でDAZNに加入している面もあるので、それによってDAZNを解約することはありませんが、スポーツコンテンツを巡る動画配信プラットフォーマー間での綱引きがこれまで以上に激化してきたのは確かでしょう。

プラットフォーマーそれぞれに何らかのリーグ、大会の放映権を保有するようになっていくと、ユーザーはワンストップでサッカーを楽しむことができずに、様々なサイトと契約を結び、それをハシゴしなければならなくなります。

そこに難を感じるユーザーが増えて、結果的に若年層などのサッカーファンや潜在的なファンを遠ざけてしまうようになる可能性もあるから、そこは憂慮しています。

サッカーが各種プラットフォーマーにとっての単なる収益のための道具として振り回されてしまうのではなく、サッカーファンが真に楽しめるような場をつくる動きが出てきてほしいなと思っています。


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