7月1日(月):卒業した社員が教えてくれたこと
本日は内輪の話をすこしばかり。
先般に自社が運動に携わるフィットネスクラブの周年パーティーへ、元社員が遠方から駆けつけてくれました。
家庭の事情で地元へ戻ることになって当社を卒業したわけですが、こうやって節目に際して足を運んでくれるのは嬉しい限りです。
私も久しぶりに顔を合わせることができて、心が和みましたね。
近況を聞かせてもらうなかでは大変なことがありながらもそれを受け止め、また一歩前に歩もうとしている姿に成長を感じて、勝手ながらに誉れな気持ちになりました。
そして彼が改めて話をしてくれたのが、当社在職中に取り組んできたこと、学んだ事柄が今に役立っていることです。
現在はフィットネスと異なる業種に身を置いて仕事をしていますが、そこでも今までにやってきた仕事への取り組み方や考え方、人との向き合い方が活かされているといいます。
当社を離れてから一定の期間を経た頃に、こうやって当時にやっていたことの意味や意義を実感してもらえたのは社長として何よりですね。
また彼が以前に退職した別な社員の話をしてくれて、その彼は当社を離れて以降も当時のルーティンであった取り組みを自分一人で継続していることを教えてくれました。
当時は成長するための取り組みとして半ば強制力をもってそれらをやってもらっていたわけですが、そこから解放された後も自分で主体的に続けるということは、本当の意味で必要性を理解してくれたのだと思います。
現在は身を置く環境は違えども、かつて一緒に仕事をしたメンバーの中に、当社で過ごした時間や経験、そこでの学びが確かに根付いているのだとわかって良かったです。
当時はどこまで伝わっているのかと懐疑的になったり、成長が足踏みしてもどかしく感じたこともありましたが、時間をかけて向き合ったり、繰り返し伝えてきたことは、それぞれの中に何らかの欠片が残るのでしょうね。
その欠片から、どんなタイミングで芽が出たり、成長していくのかは、個々の時間軸に委ねられますが、今後も社員たちと向き合い続けることが大事なんだと実感できたことに感謝です。
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