見出し画像

10月5日(木):Jリーグの入場者数アップ率ランキングと雑感

先般にはサッカー情報サイト「フットボールチャンネル」で「入場者数アップ率ランキング」として記事があがっていたので、それに関することを少しばかり。

今シーズンは5月に新型コロナウイルスが5類移行となり、日常生活と同様にスタジアムにも賑わいが戻ってきたなか、観客動員はコロナ前の2019年と比べてどうなのか、2019シーズンと2023シーズンを比較した入場者数アップ率が発表されていました。

それによればランキングは以下の通りです。

●第10位:コンサドーレ札幌
2023年平均入場者数:15628人
2019年平均入場者数:18768人
上昇率:83.27%

●第9位:川崎フロンターレ
2023年平均入場者数:20056人
2019年平均入場者数:23272人
上昇率:86.18%

●第8位:浦和レッズ
2023年平均入場者数:29793人
2019年平均入場者数:34184人
上昇率:87.15%

●第7位:ヴィッセル神戸
2023年平均入場者数:19970人
2019年平均入場者数:21491人
上昇率:92.92%

●第6位:FC東京
2023年平均入場者数:29394人
2019年平均入場者数:31540人
上昇率:93.20%

●第5位:横浜Fマリノス
2023年平均入場者数:26580人
2019年平均入場者数:27010人
上昇率:98.41%

●第4位:湘南ベルマーレ
2023年平均入場者数:13450人
2019年平均入場者数:12848人
上昇率:104.69%

●第3位:サンフレッチェ広島
2023年平均入場者数:14608人
2019年平均入場者数:13886人
上昇率:105.20%

●第2位:名古屋グランパス
2023年平均入場者数:29158人
2019年平均入場者数:27612人
上昇率:105.60%

●第1位:鹿島アントラーズ
2023年平均入場者数:21787人
2019年平均入場者数:20569人
上昇率:105.92%

まず全体感でいえば観客の戻りはまだまだ鈍いのが見てとれます。

上位10クラブのうち、2019年の平均入場者数に対して100%超になっているのは、わずか4クラブのみですからね。

加えて100%超のクラブであっても個別の要因が絡んだ数字になっている面もあり、そこは差し引いて考える必要もあります。

例えば4位の湘南ベルマーレだと今シーズンの平均を引き上げているのは国立競技場で行われた第28節の川崎フロンターレ戦です。

これが5万4243人を動員しており(うち1万人は無料招待も実施)、これを除いた1試合平均の観客動員数はおよそ1万312人で、国立競技場での開催がなければ2019シーズンの水準を下回っている計算(80.2%)になります。

また1位の鹿島アントラーズも類似した状況にあり、ホーム扱いで最多観客動員となったのはJリーグ30周年記念スペシャルマッチとして国立競技場で開催された第13節の名古屋グランパス戦での5万6020人です。

これを除いて県立カシマサッカースタジアムで開催した試合に絞ると今季リーグ戦13試合で1試合平均は1万9154人となり、2019年を下回っている状況です。

優勝争いや残留争いの佳境を迎えるリーグ終盤のほうが入場者数は伸びるでしょうから、シーズンを終えた時にはまた少し違った数字になっているかもしれませんが、9月27日時点までの数字でいえば各クラブともに、もっと多くの方にスタジアムへ来てほしいところでしょう。

かくいう私も最近はDAZNばかりでスタジアムへ行けてなかったですから、少々反省です・・・

つい先般には、このnoteで自社が運営するスクール制小型フィットネスクラブ「健康習慣クラブALIVE湘南平塚店」の7周年パーティーをした旨を記しましたが、パーティーをしている9月30日(土)の夜はちょうど同時刻に湘南ベルマーレの一戦も行われていました。

パーティー中にはドッと歓声があがった瞬間がありましたが、それは湘南ベルマーレがゴールを決めたタイミングです(笑)

やはりホームタウンですから、会員様のなかでも湘南ベルマーレファンの方は多いですし、とりわけ今期は長く最下位に沈んでいたこともあって、その日の勝利で降格圏を脱出した時には自然と拍手も沸き起こりましたね。

こうして一緒にゴールや勝利を喜んだりする皆様と一緒にいると、やはり自分も映像だけではなくスタジアムへ行きたいな、という気持ちも出てきます。

ホームスタジアムでの今シーズンの試合も残すところ2試合のみなので、どちらかに行ってみようと思います!

宜しければサポートお願い致します!