6月22日(木):オーガニック市場の裾野拡大へ
先週の日経MJには「イオン、有機PB売上高3倍に」と題した記事がありました。
同記事ではイオンがオーガニックのPB「トップバリュ グリーンアイ」の売上高を2026年2月期までに3倍にする目標を発表した旨を報じています。
具体的には有機栽培の野菜など商品数を増やして600億円の売上、国内オーガニック市場で30%のシェアを目指す意向です。
実際に店舗の売場を見ても、そこを強化していく姿勢が見て取れます。
生鮮の売場だけではなく、冷凍食品の売場でもオーガニック野菜などの棚を設け、そのフェースを拡大していますからね。
やはり大手の影響力は大きいので、こうしてイオンがオーガニックの市場へ積極的に取り組むことで、その裾野が広がる面はあるでしょう。
先般のnoteにも記したばかりですが、私たちが運営するフィットネスクラブでも今月から農薬・化学肥料不使用のオーガニック野菜の販売を始めたところです。
クラブ内での啓発で認知をしてもらうことはもちろんですが、大手のスーパーの売場で当たり前のようにオーガニック野菜が並ぶことになれば、一般生活者にとってもオーガニックが身近になるのは間違いありません。
私たちの場合は価格での勝負といったことではなく、生産者の顔が見えて双方向でのコミュニケーションや関係性のある中で安心して購入をしてもらえれば、との考え方なのでバッティングする要素もないですね。
いずれにせよ大手の販売強化でオーガニック野菜の市場が広がっていくのは望ましい展開なので、これをプラスに捉えてやっていければと思っています。
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