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11月23日(木):書籍「不機嫌な妻 無関心な夫」から、夫婦の関係とコミュニケーション

昨日は11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、日経MJでの関連記事に触れて、夫婦関係の満足度についてシニア世代の男女間のギャップが大きくなっている旨を記しました。(男性は高い一方で女性は低い)

昨今は平均寿命、健康寿命ともに延伸する傾向にありますが、それはイコールで夫婦がともに過ごすトータルの時間が長くなることを意味するので、夫婦の関係性もまたこれまで以上に大事になっていくだろうと思います。

そんなこともあって本日は夫婦の関係性、コミュニケーションに付随した書籍「不機嫌な妻 無関心な夫」を紹介しながら関連の話を少しばかり。

同書の副題は「うまくいっている夫婦の話し方」で、書籍内でも「夫婦とは関係であり、夫婦仲とは日々のコミュニケーション」だと記載をしているように、夫婦の会話に主眼が置かれています。

序文には現状の夫婦関係の確認として以下の点が挙げられ、少しでもこういった気持ちがあれば本書を読み進めてほしいとの手招きです。

●夫婦の会話が少なくなってきた
●大切なことが話せていない気がする
●「自分ばっかり大変だ」と不満を感じることがある
●「こんなはずじゃなかったのに」とギャップを感じる
●愛が冷めてきたのか、優しくできない
●子どもが巣立ったあとのことが不安

さて、私自身を振り返ってみると今年で結婚生活14年目になりますが、幸いにもこれらに該当するものはなくて、良い関係が築けているように思います。

同書では全部で50の観点・シチュエーションで望ましいコミュニケーションのあり方、その根底にある考え方を説明しているので、パートナーと良好な関係を築いていこうと考える方は一読してみると良いですね。

私も現状でネガティブな要素を持っているわけではありませんが、読了をしてみて気づいたこと、取り入れてみようと思ったことはありました。

とりわけ「夫婦間で『相手がやってくれて当たり前のこと』なんて1つもないのです」とのフレーズには、改めてハッとさせられましたね。

長い時間を一緒に過ごし、家族となっていくなかで身近に居てくれることや、何かをしてくれることが当たり前になってしまいがちですが、そうではないということです。

私でいえば家事全般のことは妻におんぶに抱っこだし、出掛けるにしても私はペーパードライバーでナビをするだけなので、もう何かを「やってもらうこと」のほうが多いので、本当にこのような捉え方でいなければいけないなと思った次第です。

その他、書籍内では「夫婦関係」を「健康」に見立てて類似性を説明している箇所もあって、そのあたりは健康産業を仕事にしている自分にとっては理解がしやすかったですね。

仕事を頑張るにも趣味を満喫するにしても健康な身体があってこそですが、それと同様に家族における様々なライフステージでの諸々も円満な夫婦関係があってこそ人生はうまくいく、ということです。

また健康は日常では気に留めることが少なくて、それが損なわれた時にはじめて有難味を実感するのと同様に、夫婦の互いの存在もアタマではわかっていても失ってみないと肌身で実感できない、との説明でした。

長い人生の間では心身の健康も一本調子で絶好調というわけにはいかないように、夫婦関係もまた時に風邪をひいたりすることもあるから、その時々でメンテナンスをしながら夫婦仲をより良いものにしていくことが大事なのだと思います。

明日も関連した話を続けます。

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